川上弘美『あるようなないような』

霜。晴。
川上弘美『あるようなないような』読了。エッセイ集なのだが、創作と同じく、現実と異界が通底している。「こちら側」と「あちら側」との間の閾が低いのだ。こういうのを「才能」という。

あるようなないような (中公文庫)

あるようなないような (中公文庫)