ハーバーマス『公共性の構造転換』/ジョイス『若い芸術家の肖像』/山本善行『古本のことしか頭になかった』

曇時々晴。
プール。泳いでいて顔を上げたら、青い空が見えた。イオンとユニクロ。
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ユルゲン・ハーバーマス『公共性の構造転換』読了。

公共性の構造転換―市民社会の一カテゴリーについての探究

ジョイス『若い芸術家の肖像』読了。

若い芸術家の肖像 (新潮文庫)

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山本善行『古本のことしか頭になかった』読了。大散歩通信社、2010年。何という楽しい本！　権威主義が抜けない愚かな自分には眩しいような、素晴しい本との付き合い方だ。学生生活は京都で七年間いたが、もう十年以上前のことなので、新刊書店や古書店も、自分のいた頃とは違ってしまっているな、と思った。実は本書にも出て来る某古書店で、店番をしたり、古書展の手伝いをしたりと、かなりお世話になったこともあるのだが。しかし、文庫堂は今はないのか。ここでもだいぶ買ったのだったな。岐阜に帰ってきてからは、古書はもっぱらブック・オフでしか買えないのが残念だ。（いい古本屋がないわけではありません。徹明町の我楽多書房も、岡本書店も、頑張っています。）
　なお、本書は一般の流通に乗っていません。注文は、著者のやっている古書店の、ネット販売（こちら）でどうぞ。著者のブログ（こちら）も楽しいです。