日曜日。曇。
カルコス。吉本隆明とばななさんの対談を立ち読みする。
父が欲しくてたまらなかった、液晶TVが来る。ブルーレイが御自慢。
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ミッシェル・カルージュ『独身者の機械』読了。副題「未来のイヴ、さえも…」。高山宏と森本徹の共訳。ありな書房、1991年。本書はアマゾンに登録されていないようだ。オンライン古書店で定価の三倍の値がついていたので、購入に躊躇したが、買ってよかったと思う。稀覯本になるなどおかしなもので、もっと知られてよい、非常に重要な批評書である。デュシャンに拠る題名が、そもそも魅力的ではないか。澁澤龍彦の文章で知って以来、なんとも読んでみたかったので、渇の癒えた心持だ。
本書で採り上げられた主な人物。デュシャン、カフカ、ルーセル、ジャリ、アポリネール、ヴェルヌ、リラダン、イレレルランジェ、カサーレス、ロートレアモン、ポオ等々。
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中沢新一が訳した『鳥の仏教』を読む。もう何度目か。最近心が荒れていたので、大切な示唆を受ける。
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
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- 作者: 岡田温司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/09/18
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R・シュトラウスのオーボエ協奏曲を聴く。オーボエはホリガー。ただもう全篇美しさの極致だ。作曲された年代を考えると、反動的なまでに保守的な音楽だという他ないが、ここまで美しければよいではないか。間違っても「思想」などを求めてはならない、そういう類の名曲だ。ホリガーの演奏もいうことなし。
- アーティスト: ホリガー(ハインツ),モーツァルト,R.シュトラウス,ワールト(エド・デ),ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2010/02/03
- メディア: CD
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