ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会論』/対訳 ディキンソン詩集

天気雨から晴。
久しぶりにプール。腕が筋肉痛だ。アピタとその本屋。
ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会論』読了。これを読んで、最近のタイム誌の記事を思い出した。それに拠ると、いまイスラエルでは、「テロ」があまりにも当り前になってしまったので、市民は「テロ」に不感症になっているというのである。自分が「テロ」に遭うのはかなわないが、そうでなければもういいや、という感じだろうか。そうやって「テロ」に慣れた、「テロ」と共存した世界と、「テロ」をなくすために徹底した管理社会になるのでは、我々は果してどちらが幸福なのだろうか。

世界リスク社会論 テロ、戦争、自然破壊 (ちくま学芸文庫)

世界リスク社会論 テロ、戦争、自然破壊 (ちくま学芸文庫)

『対訳 ディキンソン詩集』読了。日録に書く。初版1998年、2007年で第8刷だから、岩波文庫としては結構売れているのだな。こんな凄い詩人をまったく知りませんでした。
対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)

対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)