福島家族旅行(第一日)

東博法隆寺宝物館

今度の旅行は暑くなりそうだ。もう出がけから暑い。7:04のバスで岐阜駅へ、JRで名古屋、新幹線で東京。上野の東京国立博物館へ。科学館のイベントで家族づれ多数。上野公園を歩いているだけでもう汗がにじんでくる。まずは平成館の考古学展示へ。縄文土器など、相変わらずおもしろいが、しかし、ちょっと国宝を出し惜しみすぎではないか。以前の方が明らかによかったと思う。本館は二階から見たが、これもいいものが出ていない。一階はまあまあだが、それでも不満。これなら京博の方がいい。もとより大英博物館ルーブル美術館などとは比較にもなるまいが、これが日本の博物館の顔だとすると、はっきりいって情けない。実際に外国人旅行客がたくさん来ていたが、彼らはどう思うのだろう。
 法隆寺宝物館のレストランで昼食。席が少ないので混雑していたし、高いサンドウィッチはそう旨くもなかった。宝物館の展示を観る。独特の照明で雰囲気がある。悪くない。本館の地下のミュージアム・ショップで、鳥獣戯画のブック・カヴァーを買う。
 上野から常磐線のスーパーひたちで湯本まで。17:09着。宿は松柏館。老舗の旅館らしいが、宿に入っても従業員は挨拶もできないし、荷物を持とうともしない。仲居はつっけんどんで、大切なこともこちらが聞くまで答えない。設備も古い。くそ暑いのに、クーラーは古すぎてガタガタ。もう散々なのだが、ここはネットでは高評価で、値段も安くなかったのだ。うーん。一番肝腎な食事だが、これもいまいち。旨かったのはメヒカリの天麩羅くらい。あーあ、今日はなんだろうな。寝る。クーラーがダメで寝ていて暑かった。