松田権六『うるしの話』/澤井繁男『錬金術』/赤染晶子『乙女の密告』

日曜日。晴。驟雨。
妹一家帰る。
松田権六『うるしの話』読了。名著と言ってもいい。我々はいま、本当に伝統がわからなくなっているのだと、いつもことだがそう思う。一般人に塗り物がわからなくなれば、塗り物が堕落するのは当然のことだろう。塗り物だけの話ではない。自分のことも含めて、そのことを痛感する。

澤井繁男『錬金術』読了。
錬金術―宇宙論的生の哲学 (講談社現代新書)

錬金術―宇宙論的生の哲学 (講談社現代新書)

妹が貸してくれた、赤染晶子乙女の密告』読了。
乙女の密告

乙女の密告