2010-08-07 永井均『<私>の存在の比類なさ』/中野重治『あけびの花』 日記 晴。 永井均『<私>の存在の比類なさ』読了。日録に書く。〈私〉の存在の比類なさ (講談社学術文庫)作者: 永井均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (13件) を見る中野重治『あけびの花』読了。随筆集。食べ物の話が結構あって、意外だったが、金沢の食を知っているという点、知らぬ間に贅沢をしていたということだろう。中野は晩年になって、昔の食べ物の旨さと、今のそれの不味さを云っているが、昔の食べ物は百姓のそれであれ、誤魔化しがないという意味で、そうなのだと思う。あけびの花 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)作者: 中野重治出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る