中村武志『内田百輭と私』

晴。暑い。
昨日の続きで、相対性理論で加速度の扱いを考えているうち、物理学と数学に嵌り、ずっとやっていた。といっても、そんなに高度なことをしていた訳ではないが。でも、一般相対性理論をいじくるのは、楽しいんだよね。加速度があるというのと重力があるというのが等価、というのが、数式のレヴェルでやっているとおもしろい。
中村武志内田百輭と私』読了。ユーモラス。百鬼園先生は確かに傑物だが、著者だってなかなか隅に置けない。「目白三平」シリーズというのは、自分は読んだことはないけれども、一時期は人気があったという。でも、それで全然驕らないというのは、そう出来ることではないだろう。そのあたりのさっぱりしたところが、好ましいのだ。