トマス・アクィナス『形而上学叙説』/アルティン『ガロア理論入門』

晴。
聖トマス(トマス・アクィナス)『形而上学叙説』読了。副題「有と本質とに就いて」が本来の書名。難解。しかし、スコラ学が決してつまらない、評価できないものではないことはよくわかる。『神学大全』の文庫化などは、不可能だろうなあ。

形而上学叙説―有と本質とに就いて (岩波文庫)

形而上学叙説―有と本質とに就いて (岩波文庫)

エミール・アルティンガロア理論入門』にざっと目を通す。代数学は抽象的で、イメージが湧きにくくて苦手だ。それから、題名に惑わされないように。アルティンが自分の専門領域について書いていることからもわかるように、とても「入門」書ではありません。
ガロア理論入門 (ちくま学芸文庫)

ガロア理論入門 (ちくま学芸文庫)