岐阜公園付近の散策

曇ながらも、岐阜公園近辺を散策する。
公園北の駐車場に車を止め、公園を歩く。菊の品評会が行われていた。菊人形などもあり。動物園や淡水魚水族館(というと大袈裟だが、ほんのささやかなものだった)がなくなってから初めてなので、公園は随分変っていた。これは公園内の池。

隣接する岐阜市歴史博物館の「越中と美濃を結ぶ考古展」を観る。まあそう大したものは無かったが、やはり人面墨書土器には微笑まされた。ボランティアであろう、解説員が三、四人はいて、見物人が少ないので皆とっ捕まっていた。静かに観たい人もいるとは思うが、しかし、こういうことにケチをつけてはいけないのだろう。が、常設展にしろ、ハードウェアは立派だから、目玉になるような展示物が何かあるといいのだけれども。
 「岐阜大仏」はまだ見たことがなかったので、近くの金鳳山正法寺を訪ねる。意外に観光客がいる。大仏は籠に紙を張って造られたものだが、それは見た目ではまったくわからず、表面は金箔で、また全体はかなり大きい。バランスを考えると、ちょっとお顔が大きすぎるかな。江戸末期のもの。とりあえず見られて満足。
 ここら辺は市内でも戦禍にあわなかったところで、古い町並みが残っている。最近整備されだしたというので歩いてみる。こんなレトロな酒屋が。

 歩いて河原町へ。ここは鵜飼船の乗り場が近いので、意図的に整備されているようだ。何だか観光地のよう、というか、まさしくそれを狙っているのだろうが、電線が地中化され、雰囲気を作っている。なかなか良い試みだ。

 帰りは、コメダ珈琲岐阜公園FC店に寄る。