池澤夏樹

自宅付近にて

晴。
ゴールデン・ウィークのため、妹と、その子供の甥たちが来る。名古屋まで迎えに行ってきた。あおなみ線に初めて乗る。若い人たちでいっぱい、何かイベントでもあったのかな。
池澤夏樹マリコ/マリキータ』(isbn:4167561018)読了。平凡な短編集だが、自分の気質に合っているのか、さほど悪くはなかった。「帰ってきた男」は、全体性(神とも云える)との合一を扱った特異な題材で、おもしろかったが、神秘体験の描写は、自分にはそれほど説得力があるとは思えなかった。