晴。
カルコス。BOOK OFF 岐南インター店。
『ゲーテ形態学論集・植物篇』（isbn:9784480091857）読了。日録に書く。
玄侑宗久『釈迦に説法』（isbn:9784106100666）読了。現代の禅坊主もなかなかやるね。「私ももっともっと胡散くさくならねば」なんて、いいじゃないか。エッセイ集としても面白い。公式サイトはこちら。
佐藤友哉『フリッカー式』（isbn:4061821962）読了。すごい妄想力。傑作といえばそうなのだが、こういう妄想は徹底的に解体して、シンプルにしてやらねばならない（これほどの妄想だから、そう容易なことではないが）。でないと、リアルは遠い。それにしても、やっぱりレイプであり、殺人なんだな。本書は大塚英志が絶賛したことで有名だが、どんなものだろう。マンガやライトノヴェルで「死が書けるか」、というのが大塚の問題設定だったと思うが、大塚はここでの殺人が「書けている」と、考えたのだろうか。
