竹内薫『宇宙のかけら』

雨。
アマゾンから、竹内薫『宇宙のかけら』が届く。竹内さんが心を込めて書いた宇宙についての絵本であり、竹内さんの亡くされた愛猫「カロア」が主人公だ。宇宙論に関する最新の知見が盛り込まれてあるにもかかわらず(これは本当に強調したい)、意欲的な子なら小学生だってわかるように書いてある。大人でも、なんとなく宇宙とか気になるけれど、よく知らないなどという人には、楽しい読み物になるだろう。片岡まみこの絵も、安心して見られるものだ。
 僕らも誰も、みんな最終的には死んでしまうのだが、宇宙のかけらになるのだな…

宇宙のかけら (ブルーバックスピース)

宇宙のかけら (ブルーバックスピース)