名古屋へ(川端康成コレクション展)/竹内薫

晴。
JR で名古屋へ行く。地下鉄で矢場町へ、松坂屋美術館で「川端康成コレクション展」を観る。(詳細は日録に)
 観おわると、栄まで歩く。セントラルパークの辺りを、適当に写真を撮りながらぶらぶらする。テレビ塔をまじまじ見たのは久しぶり。天気が良くて、噴水がきれいだった。
 地下鉄で名古屋駅へ戻る。大名古屋ビルの「カプチーナ」なる店で遅めの昼食。Aランチ(オムライス)819円。
 ジュンク堂へ。ハートル『重力』(isbn:9784894716414)の訳書があったので、思わず買う。その他かなり買う(ウェッジ文庫があったのはさすがジュンク堂。何点か買ってみる)。近鉄パッセタワーレコードでも買う(EMI の「現代日本チェロ名曲体系」なんていうのが収穫)。
 帰ったらさすがに疲れた。


名古屋の伯母来訪。
若林幹夫『地図の想像力』(isbn:9784309409450)読了。
竹内薫『一年は、なぜ年々速くなるのか』(isbn:9784413042185)読了。科学に関する読み物として、とても面白い本だ。エンターテイメントと云ってもよい。物理学、脳科学、哲学、文学といった幅広い分野の知識をしっかりと使いながら、様々な仮説を拵え、考えてみる優れた読み物であり、この内容をこれほど噛み砕いて書ける人はそうはいない。まさしく、優秀なサイエンス・ライターとしての著者の面目躍如といった趣きである。多分、理系に強い人が読んでも、得るところはきっとあると思う。