ジャック・マイヨール

雨のち曇。夜になって雨。尉鶲(ジョウビタキ)を見る。レンタル店。
池澤夏樹『クジラが見る夢』(isbn:4101318166)読了。著者がフランスのナチュラリスト(と云っていいのか分らないが)、ジャック・マイヨールと海で過した日々の記録。マイヨールはイルカとの交流でよく知られた人物で、学生の頃観た「ガイア・シンフォニー」にも出ていたのを思い出す。我々は彼のような自由な生き方はなかなか出来ないし、自然との付き合いも、例えば休暇をとって南洋へスキューバ・ダイビングをやりに行くくらいしか出来ないだろう(自分などそれすら無理だ)。だから、マイヨールのような人から、表面的なところを学んでも仕方がないと思う。我々の生活においても学べることがあれば、それが本当であろう。