2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

二重の原生的疎外

深夜起床。人間というものは入力を何重もの(言葉の)フィルターでブロックしていく傾向を、その本来の時点でもっているということだ。吉本さんは「人間の二重の原生的疎外」ということを仰っているそうだが(読み直してみないといけないな)、さて、(人間…

立花隆『武満徹・音楽創造への旅』

昧爽起床。晴。NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第二巻 ~ 第五番 BWV874 - 第九番 BWV878 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML、CD)。■シューマンのピアノ・ソナタ第一番 op.11 で、ピアノは梅村知世(NML)。シューマン:蝶々、森の情景…

こともなし

日曜日。曇。午前中、スーパー。午後、米屋。早寝。

こともなし

曇。よく寝た。昨晩は澁澤龍彦を読んで寝たのだが、想像力の世界に大変な豊かさを感じた。澁澤をむしろまずしい、幼稚と思う人がいまは多いと思うのだが、わたしはどうして豊かと感じるのか。それと関係があるのか、わたしはいま特に自分に異様な貧しさを感…

白石凌海『維摩経の世界』

昧爽起床。曇。NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第二番 BWV1047 で、指揮はフィリップ・ピケット、ニュー・ロンドン・コンソート(NML、CD)。■武満徹の「ア・ストリング・アラウンド・オータム」、「ノスタルジア」で、指揮は山田和樹、…

関川夏央『人間晩年図巻 1995-99年』

深夜起床。NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第一番 BWV1046 で、指揮はフィリップ・ピケット、ニュー・ロンドン・コンソート(NML)。バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲アーティスト:ピケット(フィリップ),ニュー・ロンドン・コンソート…

高度資本主義と「サブカル」

昧爽起床。曇。NML で音楽を聴く。■ボロディンの弦楽四重奏曲第二番 ニ長調で、演奏はボロディン四重奏団(NML、CD)。この曲が聴きたくなったので。この曲には民族的な情感を盛った限りなく優しいメロディがいくつも出てくるのであるが、それと楽曲を成り立…

こともなし

晴。昨晩遅かったので、寝坊。午前中、かかりつけ医。スーパー。 昼食に焼きそばを作る。 だらだらとツイッターを見ていた。東さん、一時期アカウントを消していたのか。坂口恭平さん、鬱が寛解したのはめでたいけれど、言っていることがちょっと極端なのは…

こともなし

曇。早起き。NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 ~ 第十九番 BWV864 - 第二十四番 BWV869 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML、CD)。 母診察。やはり形成手術を受けなければならなくなった。傷口が塞がっていないのである。覚悟は…

堀江敏幸『郊外へ』

深夜起床。図書館から借りてきた、堀江敏幸『郊外へ』読了。エッセイ風の小説。著者の処女作らしい。おフランスだが、やさぐれたお行儀の悪いっぽいところが若々しく、おもしろくないこともなかった。アラン・ドロンを扱った章が何故か読ませた。わたしはア…

こともなし

晴。大垣。 ミスタードーナツ大垣ショップ。ラズベリーチーズパイ+ブレンドコーヒー393円。立花隆氏の武満本の続き。 日本の音楽パトロンはスノブです。N響の会員なんてほとんどそうでしょう。半分教養みたいに思って聞きにきていて、あとで重箱の隅をほじ…

こともなし

雨。 カーテンを閉めて寝ていたせいか寝坊した。昨晩はロナルド・H・コースを読んで寝た。ごろごろ。昼過ぎ、スーパー。中沢さんを読む。 早寝。

綿矢りさ『意識のリボン』 / 鈴木大拙『神秘主義』

曇。NML で音楽を聴く。■バッハのチェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV1053 で、チェンバロは鈴木優人、バッハ・コレギウム・ジャパン(NML、CD)。■ハイドンのピアノ・ソナタ第三十八番 Hob.XVI:23 で、ピアノはブリジット・マイヤー(NML、MP3 DL)。■シューベルト…

こともなし

晴。 昨晩は鈴木大拙を読んで寝た。NML で音楽を聴く。■バッハのチェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056 で、チェンバロは鈴木優人、バッハ・コレギウム・ジャパン(NML、CD)。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第三番 BWV1006 で、ヴァイオリンは…

こともなし

曇。 ちょっと今までの感覚とはちがった夢を見る。NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 ~ 第十一番 BWV856 - 第十五番 BWV860 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML、CD)。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番 BWV…

魔夜峰央『翔んで埼玉』

曇。よくも悪くもたくさんのふつうの人がふつうにネットをやるようになって、日本のネットがふつうの「世間」化してきたような印象がある。わたしのような人間は、住みにくくなってきた感じだ。「ブログ」というサービスは昔に比べれば辺境化したが、ブログ…

中沢さんとコロナ

日曜日。雨。スーパー。 ごろごろ。 カルコス。「すばる」誌で中沢さんがコロナについてエッセイを書いているのを立ち読みしてきた。中沢さんらしい、意表を突かれる語り口のエッセイで、おもしろかった。中身は大きくは二つに分けられ、ひとつはコロナ禍に…

『最後の親鸞』を再読し始める

強い雨。午前中は甥っ子の勉強を見る。車で迎えに行くとき、前が見えないくらい雨が降っていた。妹一家合流。昼食は珈琲工房ひぐち北一色店にて。老母が外食したのはほんとひさしぶり。 昼からは、老父が下の甥っ子の勉強を見る。んで、皆んなでお茶にして、…

萱野稔人『リベラリズムの終わり』 / 加藤典洋&高橋源一郎『吉本隆明がぼくたちに遺したもの』

雨。昼過ぎ、県図書館。強い雨。入り口ではサーモグラフィー検査もあって物々しく、そのせいなのか利用者はほとんどおらずガランとしていた。時々、あんまり長居をするなというアナウンスが流れる。萱野稔人の新刊、吉本隆明、加藤典洋あたりを借りる。 図書…

こともなし

曇。NML で音楽を聴く。■バッハの「音楽の捧げもの」 BWV1079 ~ Trio: Largo - Allegro - Andante - Allegro (NML、CD)。■武満徹の「夢の時」で、指揮は山田和樹、日本フィルハーモニー交響楽団(NML、CD)。いいな。武満以外も聴いてみたい指揮者だ。■ナ…

加藤聖文『満鉄全史』 / 東浩紀『新対話篇』

曇。 慧眼の方はおわかりかも知れないが、ずっと精神的に調子が悪い。そのせいか、腰も不調でよくない感じ。まあ、何とかぼちぼちやっていく。起きて『満鉄全史』を読む。郵便局。スーパー。 加藤聖文『満鉄全史』読了。著者はわたしよりも少しだけ年配の方…

こともなし

曇。 延々と長時間眠る。インターネットの時代とは思えない、古くさい昭和的な夢を見る。エロティックな夢と、エンジニアリングな夢。心の奥の方に、何が潜んでいるのかわからないなと思う。起きてしばらく令和の時代に戻ってこれなかった。脳みそ腐りすぎて…

こともなし

晴。NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 ~ 第六番 BWV851 - 第十番 BWV855 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML、CD)。■バッハの「音楽の捧げもの」 BWV1079 ~ Ricercar a 3, Canon perpetuus super Thema Regium, Canon a 2, Canon…

こともなし

日曜日。晴。よい天気。暑い。スーパー。ぐーぐー昼寝しすぎ。 web岩波の関川夏央の連載「人間晩年図巻」があまりにもおもしろいので、単行本化されたものを図書館へ借りに行ってくる。人間晩年図巻 1990-94年作者:関川 夏央発売日: 2016/05/27メディア: 単…

こともなし

曇。午前中、甥っ子の勉強を見る。AtCoder、他。 ジェンダーに関する PC (ポリティカル・コレクトネス)、面倒すぎる。例えば公的な場所に巨乳女子のイラストが貼ってあるだけでムカつく人がいるのだな。それに関する議論を読んだのだが、面倒くさすぎて自…

こともなし

晴。郵便局。洗濯屋。スーパー。長時間昼寝。 暑い。わたしの苦手な夏がやってきた。そもそも夏は光が強すぎる。わたしは別にサングラスをするわけではないが、澁澤龍彦の気持ちはわかる。日没前にならないと、散歩もできない。本を読むときも部屋を暗くしが…

伊藤比呂美『道行きや』

昧爽起床。曇。NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 ~ 第一番 BWV846 - 第五番 BWV850 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML)。JS BACH: The Well-Tempered Clavier (Complete)アーティスト:Cedric Pescia発売日: 2018/09/28メディア:…

こともなし

曇。NML で音楽を聴く。■バッハのフルート・ソナタ ホ短調 BWV1034、ホ長調 BWV1035 で、フルートはペーター=ルーカス・グラーフ、ファゴットはマンフレート・サックス、チェンバロはイェルク・エヴァルト・デーラー(NML、CD)。■バッハのゴルトベルク変奏…

こともなし

晴。NML で音楽を聴く。■バッハのフルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031、ハ長調 BWV1033 で、フルートはペーター=ルーカス・グラーフ、ファゴットはマンフレート・サックス、チェンバロはイェルク・エヴァルト・デーラー(NML、CD)。■ドビュッシーの前奏曲集…

こともなし

曇。ごろごろぐーぐー。昼過ぎ、珈琲工房ひぐち北一色店。伊藤比呂美さんの続きを読む。何でもない文章にじーんとする。遠慮のない学生たちにむちゃくちゃに低評価される話を読んで、わたしは憤慨する。でも、伊藤さんは羽田モノレールのいちばん前に陣取っ…