2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中村隆英『日本の経済統制』

雨。複雑な気流の中を飛ぶ夢を見ていた。結構うまく飛べていたと思う。 モーツァルトのピアノ・ソナタ第七番 K.309 で、ピアノは内田光子。 ハイドンの交響曲第九十九番で、指揮はジョージ・セル。1966/2/16 Live. ブラームスのピアノ・トリオ第二番 op.87 …

岩波文庫版『まど・みちお詩集』

曇。いったん 5時くらいに目覚めたが、二度寝して寝過ぎ。ずっと半覚醒状態で夢を見ていた。これはカラフルでおもしろい夢。海辺の建物の中にいて、きれいな魚がいっぱい泳いでいたり。 ショパンの舟歌 op.60 で、ピアノはマルタ・アルゲリッチ。アルゲリッ…

『荘子 全現代語訳(上)』/ポリーニの新譜を聴く

曇。 『荘子 全現代語訳(上)』読了。池田知久訳・解説。同じ講談社学術文庫版から読み下しと訳注を削除したものらしい。いまどきだなあ。荘子 全現代語訳(上) (講談社学術文庫)作者: 池田知久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/05/12メディア: 文庫この…

多田富雄『懐かしい日々の対話』

曇。結構夜更ししたので、寝坊。 相変わらず調子はよくないが、深刻というわけでもない。 この世界を受け入れていくというのは、それは航空自衛隊の戦闘機の爆音であり、近くを走る車のノイズであり、また本や CD や PC で取り散らかった部屋なのだ(文章が…

こともなし

曇。 現在の自分の課題がわかってきた。常に自分の課題を把握することが大切だが、それがなかなかむずかしいのだよなあ。そういうときに「師」というものがいるといいのだろうが、それは残念ながら自分には当て嵌まらない。試行錯誤してやっていくしかない。…

アレックス・ロス『これを聴け』

日曜日。曇。夜の間は雨だったようだ。起きてすぐ地震。長野で震度5強。 ショパンのバラード第一番 op.23 で、ピアノはチョ・ソンジン。ピアノの音がきれい。演奏もなかなかで、ここまで弾けるなら大したもの。個性はそれほど感じないが。 モーツァルトの弦…

小林敏明『夏目漱石と西田幾多郎』

曇。寝過ぎ。どれだけでも眠れる。ひどい夢。魂が薄汚れてきているのを感じて、いい気分ではない。 昼から仕事。 小林敏明『夏目漱石と西田幾多郎』読了。夏目漱石と西田幾多郎――共鳴する明治の精神 (岩波新書)作者: 小林敏明出版社/メーカー: 岩波書店発売…

Mike Gancarz『UNIX という考え方』

晴。暑い。昨晩は夕食後に寝てしまい、1時くらいに起きる。 外部に出ないと停滞する。 ベートーヴェンの 32の変奏曲ハ短調 WoO 80 で、ピアノはグレン・グールド。CD版とは明らかに別テイクだが、基本的に同じでどちらもすばらしい。この前に色んなピアニス…

こともなし

曇。変な夢を見た。玄侑さんの頭に毛がある夢。??? モーツァルトのピアノ・ソナタ第四番 K.282 で、ピアノはレオン・フライシャー。僕はモーツァルトのピアノ・ソナタの演奏はあまり作為のないものが好みである。内田光子のなど、これ以上ないくらい立派な演…

江藤淳『リアリズムの源流』

雨。強い。 夕方近くになるまでごろごろしていた。特に何かをする気がない。 シェーンベルクのピアノ協奏曲 op.42 で、ピアノは内田光子、指揮はピエール・ブーレーズ。この曲はシェーンベルクの中では聴きやすいもので、ブーレーズなんかは確かかなり辛辣な…

土屋惠一郎&中沢新一『知の橋懸り』/若松英輔『霊性の哲学』

曇。寝過ぎ。試験に致命的に遅れる夢や頭が悪くなる夢を見る。よくわかる、さもあらん。睡眠の後始末がまた大変。 土屋惠一郎&中沢新一『知の橋懸り』読了。副題「能と教育をめぐって」。対談集。土屋惠一郎は一応ホッブズ研究者で、読んだことはある。すご…

アレックス・ロス『20世紀を語る音楽 1』

晴。 ハイドンの弦楽四重奏曲ハ長調 op.76-3 で、演奏はアタッカQ。いわゆる「皇帝」。 コルンゴルトの左手のためのピアノ協奏曲で、ピアノはハワード・シェリー、指揮はマティアス・バーメルト。 ブラームスの三つの間奏曲 op.117 で、ピアノはドミニク・メ…

ジャンバッティスタ・デッラ・ポルタ『自然魔術』

日曜日。曇。 後始末がしんどい。とってもキモい。 モーツァルトのピアノ・ソナタ第十七番 K.570 で、ピアノはエミール・ギレリス。 昼から仕事。 人気のシロクマ先生のブログなどを読んでいると、自分の時代遅れぶりをまたしても痛感させられてあまりいい気…

こともなし

晴。早起き。 バッハのイギリス組曲第二番 BWV807 で、ピアノはアリシア・デ・ラローチャ。 フォーレのピアノ五重奏曲第一番 op.89 で、ピアノはピーター・オース、 アウリンQ。これはおもしろかった。最初はもう少し濃厚な方がいいかなと思って聴いていたが…

岡崎武志『詩集 風来坊ふたたび』

晴。夢をたくさん見る。empty な感じ続く。本当に精神生活が貧しいからな。しかし、むしろこの領域に留まるべきかとも思う。これは同時代的なものだから。 バッハのフランス組曲第一番 BWV812 で、ピアノはタチアナ・ニコラーエワ。なるほど、これがニコラー…

Haskell のお勉強

晴。 ベートーヴェンの交響曲第七番 op.92 で、指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。これはめったにない、すばらしい演奏。パーヴォ・ヤルヴィにはしたたかに感心させられた。そもそも僕はこの曲は、特に終楽章が無内容な感じがしてあまり聴く気になれないのだが、ヤ…

加藤典洋『敗者の想像力』

晴。しょうもないことばかりやっているせいで、精神が empty な感じ。 モーツァルトのピアノ協奏曲第十二番 K.414 で、ピアノは内田光子、指揮はジェフリー・テイト。 バルトークの「管弦楽のための協奏曲」で、指揮はピエール・ブーレーズ。すごい演奏だな…

Ruby 遊びが藪に

晴。気持ちよく晴れた朝だな。 モーツァルトのセレナーデ第十二番 K.388。いい演奏だな。これはセレナーデではあるが短調の聴き応えのある曲で、ときどき無性に聴きたくなる。モーツァルトも気に入っていたのだろう、のちに弦楽五重奏に編曲したのは御存知の…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475(クリストフ・エッシェンバッハ、参照)。■バッハ:カンタータ第147番「心と口と行いと生活とで」第一部 (カール・リヒター、参照)。有名な「主よ、人の望みの喜びよ」はこのカンタータに入っているの…

トーマス・マン『ファウスト博士(下)』

日曜日。曇。 ハイドンのピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-50 で、ピアノはベン・スクーマン。 # 昼から仕事。車中でモーツァルトのピアノ・ソナタ第一番の演奏を聴いていて身に沁みた。クラウディオ・アラウの演奏である。この曲はモーツァルトの最初のピア…

伊藤比呂美『父の生きる』

曇。数学というか、簡単な計算もできないようになる夢を見る。起きても実際そんな感じ。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第十三番 K.333(クリストフ・エッシェンバッハ、参照)。■スカルラッティ:ソナタ K.173 (スコット・ロス、参照)。スカル…

高橋源一郎『大人にはわからない 日本文学史』/トーマス・マン『ファウスト博士(中)』

晴。寝坊。 バッハのトッカータ ホ短調 BWV914 で、ピアノはクララ・ハスキル。 モーツァルトの交響曲第三十六番 K.425 で、指揮はカルロ・マリア・ジュリーニ。1982/7/19 Live. # 昼から図書館。いまひとつ元気なし。スーパー。ドラッグストア。 図書館か…

コッホ曲線とマンデルブロ集合

雨。 マーラーの交響曲第四番で、指揮はクラウディオ・アバド。アバドは安定しているな。オケも見事。全体的に、平均的なクオリティが高い。 大垣。ミスタードーナツ大垣ショップ。Linux 本を読む。 # Ruby と Python でコッホ曲線を描いてみました。 コッ…

トーマス・マン『ファウスト博士(上)』

雨。 モーツァルトのピアノ協奏曲第二十二番 K.482 で、ピアノはスヴャトスラフ・リヒテル、指揮はベンジャミン・ブリテン。1967/6/13 Live. 何だか(たぶん)ブリテン作の変な(笑)カデンツァがやたらと印象的。 # 長らく使ってきたはてなカウンターがサ…

『吉本隆明 江藤淳 全対話』

晴。 尹伊桑のオーボエ協奏曲で、オーボエはハインツ・ホリガー、指揮はイヴァン・フィッシャー。独創的なすばらしい曲。演奏もまず申し分ない。 ブラームスのチェロ・ソナタ第二番 op.99 で、チェロはジャクリーヌ・デュ・プレ、ピアノはダニエル・バレンボ…

尾崎一雄『暢気眼鏡・虫のいろいろ 他十三篇』

晴。昨晩は寝る前にちょっとアルゴリズム・パズルを考えだしたら大変にむずかしく、どうやっても上手くいかない。で考え続けていたらあっという間に明け方に。5時くらいにいい加減にして寝て、4時間くらいで起きる。またあとで寝るだろう。 睡眠の後始末。 …

こともなし

日曜日。晴。 シューベルトの弦楽四重奏曲ト長調 D887 の第一楽章で、演奏はベルチャQ。残りは CD を買えということかな。 昼から仕事。 PC遊び。

若松英輔『叡智の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』

晴。 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第十六番 op.135 で、演奏はオライオンSQ。 尹伊桑の交響曲第二番。演奏者は不明(岩城宏之?)。尹伊桑は声の出処が特異で、それがまずおもしろい。ラディカルでシリアスなのもとってもいい。まだ繰り返し聴ける魅力があ…

金井美恵子のエッセイ集を読んでみる

晴。 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第十五番 op.132 で、演奏は Ying Quartet。 シューベルトのピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」。演奏はデンマークのある室内楽音楽祭におけるそれのようだが、詳細はわからない。昨日読んだ徐京植氏の著書によると、シュ…

徐京植『私の西洋音楽巡礼』

晴。驚くことにファッション系(!)の夢を見た。普段はほとんどユニクロで済ませている人だから滑稽である。まったく自分の心に何が入っているか、自分でもわかったものではない。 いつも読んでいるブログに「近ごろ、本を読むのが面白くて仕方がない」とあ…