2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンナ・アーレント『活動的生』

日曜日。晴。酷暑。夕方驟雨。 夕方まで仕事。これから八月の下旬まで、仕事はひとまずお休み。 # 図書館から借りてきた、ハンナ・アーレント『活動的生』読了。森一郎訳。英語版『人間の条件』のドイツ語版。『人間の条件』の(他人による)独訳に、アーレ…

堀田良之『加群十話』

晴。 起きて昨晩の続きの BunsenLabs の日本語化など。Google Chrome のインストール。フォントも fonts-takao をインストールしたりして、なかなかいい感じに。スクリーンショットを載せますね。 どうです、いい感じでしょう。右の方の文字は現在のステータ…

ThinkPad T410i 落手

晴。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第四番 BWV1049、第三番 BWV1048 (クイケン、参照)。清潔な演奏で、じつに気持ちがよい。 昨晩は遅くまで『プログラマ脳を鍛える数学パズル』でプログラミング遊びをしていたが、今日はプロジェクト・オイ…

柴崎友香『週末カミング』

曇。寝過ぎ。すごくダサくて変な夢をたくさん見る。江戸時代(和風)と現代のアマルガムとか。この帰結が楽しみ。 # 図書館から借りてきた、柴崎友香『週末カミング』読了。短篇集。全然おもしろくなかった。いまの精神状態がよくないのかも知れない。著者…

岩波文庫版『山之口獏詩集』

曇。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第一番 BWV825、第五番 BWV829(バーナード・ロバーツ)。うーん、いまひとつ。僕の好きなピアノによるバッハなのだが。Complete Partitas Bwv 825-8アーティスト: J.S. Bach出版社/メーカー: Nimbus Records発売日: …

こともなし

雨。昼近くまで寝ていた。 『プログラマ脳を鍛える数学パズル』の Q19 をやっていたのだが、Stack Overflow になってしまう。なるほど、再帰にはこれがあるか。模範解答を見たらそのシンプルさに唖然。アルゴリズムを考えるのがまず重要であるということか。…

マウス購入

曇。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第四番 BWV815、ソナタ ニ短調 BWV964 (ヒューイット、参照)。素朴な演奏だが、正直言ってこれで充分だと思う。■バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第二番 BWV1003 (五嶋みどり、参照)。五嶋は美音の上に一…

コンディヤック『論理学』

日曜日。曇。未明に起きる。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第二番 BWV1047、第三番 BWV1048 (クイケン、参照)。清潔で上品な演奏。■バッハ:カンタータ第39番「飢えたる者に汝のパンを分け与えよ」、第76番「諸々の天は神の栄光を語り」 (カ…

こともなし

曇。昨晩は知らぬ間に寝てしまって、起きたら午前三時半だった。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第一番BWV1046(シギスヴァルト・クイケン)。上品な演奏。バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)アーティスト: ラ・プティット・バンド,バッハ,…

サブ機を Ubuntu 16.04 LTS にアップグレード

晴。 6時前に起きる。サブ機の Ubuntu 14.04 LTS が 16.04 LTS Xenial Xerus にアップグレードされる筈なのだけれど、ちっとも更新の案内が出ない。ぐぐってみても、16.04.1 LTS が既にリリースされている筈であるのに。色いろサーバーを変更してもダメで、…

柴田純『みんなのPython』

晴。遅くまで寝ていた。我ながら呆れるね。 うどん「恵那」にて昼食。恵那ころ蕎麦。 ハンナ・アーレントを読む。アーレントを読んでいると、もうちょっと自分がかしこかったらいいのになあとか思う。なかなかむずかしいです。 # ほどよく Ruby から遠ざか…

二つの異なる円をひとつの方程式で表す

id:Hyperion64 さんが の二つの円を、ひとつの方程式で表せないかと問うておられる(参照)。すぐに思いつくのは というものだろう。これはまあインチキみたいなものであるといえばそうだろう。ちなみにある程度展開すれば、たぶん となるが、全部展開しても…

フケー『水の精(ウンディーネ)』

晴。 フケー『水の精(ウンディーネ)』読了。識名章喜訳。シンプルで力強い物語だ。いまとなっては素朴だが、素朴ゆえの力強さがある。いまではこんなお話を書くのは却ってむつかしかろう。水の精ウンディーネが恋によって心を得るというのが魅力的。どこか…

堀江敏幸『彼女のいる背表紙』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第六番 BWV817、前奏曲とフーガ イ短調 BWV894 (ヒューイット、参照)。■バッハ:カンタータ第129番「主に賛美あれ」 (カール・リヒター、参照)。■サン=サーンス:チェロ協奏曲第一番 op.33、ダーヴィト・ポッパー…

蔵本由紀『新しい自然学』

休日(海の日)。晴。梅雨明け。 午前中は使い物にならなかった。昼過ぎ、米屋、餃子の王将、肉屋。 # 蔵本由紀『新しい自然学』読了。副題「非線形科学の可能性」。カオス、フラクタル、非線形力学などは僕が学生のころ流行ったものであり、本書の元本もち…

岩波文庫版『自選 大岡信詩集』再読/玄侑宗久『ないがままで生きる』

日曜日。雨。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第五番 BWV816(ヒューイット、参照)。どうしてこの曲のジーグがこんなに好きなのだろうな。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十二番 op.26 (ギレリス、参照)。■メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第一番op…

青柳いづみこ『ピアニストたちの祝祭』

晴。 今日は一日何もしないと思っていたのだが、夕方ついカルコスへ出かけてしまう。このところ何でも図書館に依存していて、ちっともお金を使わないので、これでは経済のためのよくありませぬ。一国の経済は無駄遣いをした方が栄えるのである。というわけで…

石原吉郎『サンチョ・パンサの帰郷』

曇。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第三番 op.37(ギレリス、マズア、参照)。終楽章が心持ち速めのテンポで、いわゆるノリノリの演奏。思わず惹き付けられた。ライブ録音ならではのもの。 夕方、図書館。晴れているのに、意外と過ごしやすい。…

『種村季弘傑作選[I]』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第四番 BWV815(ヒューイット、参照)。バッハの演奏は定形がないのだが、ヒューイットのは素人がふつうに弾く感覚と近いと思う。凡庸といえばそうなのだが、それで何が悪いだろう。■モーツァルト:交響曲第四十一番 …

こともなし

雨。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第三番 BWV814、ソナタ ニ短調 BWV964、前奏曲ハ長調 BWV924、ト短調 BWV930、ニ長調 BWV925、ニ短調 BWV926、ヘ長調 BWV927、ヘ長調 BWV928、ハ長調 BWV933、ハ短調 BWV934、ニ短調 BWV935、ニ長調 BWV936、ホ長調 B…

宮澤淳一『グレン・グールド論』/関川夏央『「解説」する文学』

曇。 音楽を聴く。■シューマン:謝肉祭 op.9(アラウ、参照)。アラウのシューマンがこんなに素晴らしいとは。「謝肉祭」が端から端までわかったような気にさせられる。アラウは若い人たちに最も聴いてもらいたい音楽家だ。■ハイドン:ピアノ・トリオ変ホ長…

広江克彦『趣味で量子力学』

晴。おかしな夢を見る。サッカーをする夢。サッカーなど高校の体育の時間以来やっていないので、どういうことであろうか。ヘタクソで、殆ど試合にも出してもらえない控えという感じだった。ゴール付近でのシュートが苦手で、どうしたものかと一生懸命練習を…

こともなし

日曜日。晴。 昨晩遅くまで『趣味で量子力学』を読んでいて、この本の親切さ、わかりやすさにほとほと感心する。「EMANの物理学」や T_NAKAさんのブログを見ていると、自分なりに是非理系記事を書きたいのだが、なかなか上手いスタイルができない。まだまだ…

彌永昌吉&平野鉄太郎『射影幾何学』

雨。 音楽を聴く。■モーツァルト:オーボエ協奏曲 K.314(ピエルロ、パイヤール、参照)。■ウェーバー:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲ト短調 (ゴーディエ・アンサンブル、参照)。変った編成の曲。終楽章がちょっとおもしろい。■ベートーヴェン…

『南方熊楠 土宜法竜 往復書簡』/伊藤比呂美『伊藤ふきげん製作所』

曇。 図書館から借りてきた、『南方熊楠 土宜法竜 往復書簡』読了。放っておくときたないものが湧出してきて閉口なので、朝からずっとこれを読んでいた。熊楠のいわゆる那智書簡を一気に読み切る。これは熊楠の脳力の絶頂を示す、きわめて重要な書簡群である…

池辺晋一郎『シューベルトの音符たち』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ「おお、汝正しくて善なる神よ」BWV767、幻想曲 BWV562、幻想曲 BWV572 (レオンハルト、参照)。最後のファンタジア二曲がすばらしい。バッハの劇的構成力。■ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 (ゴーディエ・…

こともなし

曇。すごくおもしろい夢を見た。古くさく、貧乏くさく、みすぼらしいそれだったが、自分は必ずしも否定的に捉えない。どこかポジティブで愉快なところがあったように思う。決してシャレオツばかりがはびこっていいわけがない。 音楽を聴く。■バッハ:コラー…

ガザーリー『中庸の神学』/森和俊『細胞の中の分子生物学』

晴。 中沢新一を読む。壁を壊すのは本当に容易でない。行き詰まっていて苦しいとき、どれほど中沢さんの著作が役に立ったことか。というか、救われたと言ってもよいのだが、誤解する人がきっといるのであまり言いたくない。我々はじつに、様々な壁で自分を雁…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第一番 op.105(ニコリッチ、ル・サージュ、参照)。この曲はかなりマイナーで、自分は他にこの曲が好きだと述べているのを見たことがないが、シューマンの中でももっとも幻想的な曲のひとつだと思ってい…

ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』

日曜日。晴。 図書館から借りてきた、ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』読了。池内紀訳。ふう、ようやく読み終わった。いったいどれくらい借り直したことか。途中で挫折してもよかったのだが、義務感というか、どうも読んでおいた方がよいと何となく思った…