2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

こともなし

曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:オーボエ協奏曲 K.314(ピエール・ピエルロ、パイヤール、参照)。名曲。■ハイドン:ピアノ・トリオ ト長調 Hob.XV-5 (トリオ1790、参照)。 大垣。微雨。天気が悪いので車が多く、道が混んでいてイライラしている人が多い…

こともなし

雨。 市の防災無線で「いま市内で不審な電話が多数かかってきております」なんて放送を流していると思ったら、いわゆる「振り込め詐欺」の電話が実際にかかってきて驚いた。父が出たのだが、「山田のじいちゃんだよね、オレだよオレ」って、あまりにも典型的…

『吉本隆明詩全集2 日時計篇I』

曇。夜更ししたので朝寝坊。どうもいけないな。 音楽を聴く。■モーツァルト:クラリネット協奏曲 K.622(ジャック・ランスロ、ジャン=フランソワ・パイヤール)。ランスロという人は著名なクラリネット奏者であるようで、確かに知的で清潔な音なのだが、勝…

鈴木大拙『大乗仏教概論』

晴。早起き。 音楽を聴く。■シューマン:幻想小曲集 op.12(ル・サージュ、参照)。■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 op.77 (コーガン、キリル・コンドラシン、参照)。■リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 (ジョルジュ・シフラ)。悪くはない。ヴィルトゥオーゾ…

パウル・クレー『造形思考(下)』

日曜日。晴。 ブログに下らないことを書いているなあという未熟者の嫌悪感。あんまりよろしい精神状態ではないので、ちょっと体を動かそうと思う。 一時間ほど雨樋の掃除。ウチは百姓家屋で風除けの檜があるので、定期的に掃除しないと雨樋が詰まるのである…

横山紘一『唯識の思想』

曇。 音楽を聴く。■シューベルト:即興曲集 op.90 D899(ブレンデル、参照)。どうも違和感。ブレンデルは誰もが賞賛また賞賛というピアニストだったと思う。しかしこの曲に関しては、非の打ち所がない演奏だとは思うのだが、どうもブレンデル、この曲は対象…

永井均『改訂版 なぜ意識は実在しないのか』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565、オルゲルビュヒライン〜「おお罪なき神の小羊よ」BWV618 (レオンハルト、参照)。BWV565 は超ポピュラー曲。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第一番 op.15 (リヒテル、クリストフ・エッシェンバ…

こともなし

晴。 昨晩遅くまで、借りてきた『南方熊楠 土宜法竜 往復書簡』を読んでいた。まだ少ししか読んでいないけれど、明治の日本人の志の高さに粛然とさせられた。まだ若くてロンドンに居る、もちろんまったく無名の熊楠が、自分は将来に何の見込みもなくて、その…

パウル・クレー『造形思考(上)』

曇。 また精神的パン種を仕込まないといけないな。もう「日本オワタ」はいいと思う。終ったあとを、数百年かけて建設せねばなるまい。 中沢新一を読む。 パウル・クレー『造形思考(上)』読了。日本人は時として異様に翻訳に打ち込むな。ここまでいい本にす…

こともなし

晴。睡眠の後始末が本当に大変。集合的無意識みたいなものに接続していくというのは、つらい。統合していくと今ひとつ元気がないしな。しかし、どうもいまの日本人には普遍性への努力が足りないな。趣味人ばかりなので、やるべきことが多すぎる。確かに趣味…

橋川文三『ナショナリズム』/佐藤正午『小説家の四季』

晴。このところ睡眠時間が長く、かつ奇妙な夢を見る。どうも夢の指し示している方向は、ハイテクノロジー化と田舎化の混淆のようでもある。いずれも普段は取り立てて意識していないし、別に画期的な方向性とも思われない。単なる補償かも知れない。いずれに…

野球観戦+おまけ

曇。 今シーズン3回目のプロ野球観戦に行ってきました。交流戦最後のドラゴンズの相手は日ハムで、相手の先発はなんと大谷翔平君。こちらも吉見投手が先発と、これは楽しみにしていました。ナゴヤドームは3回目で初めての「満員御礼」で、名古屋の野球好きも…

池辺晋一郎『シューマンの音符たち』

晴。すごくおもしろい夢を見た。細部が思い出せないのが残念なくらい。未来都市における文明崩壊で、サバイバルをするという夢。どうしてこんなのを見たのかはわからない。 音楽を聴く。■バッハ:コラール「われ汝の御座の前に進みいで」BWV668、前奏曲とフ…

柴崎友香『その街の今は』

晴。のち曇。蒸し暑い。 前の晩は早く寝てしまったので、未明に起きる。起床前の夢で、理系的知識を抑圧していることが判明。ふつうの理系的知識とふつうの文系的知識を同居させるだけでも結構面倒なのだよなあ。もっと両者が世間的にも近くなると、楽になる…

こともなし

雨。睡眠の後始末で午前中がつぶれたりする。 昼から県営プール。酒屋。 ぼーっとマンガ版「ナウシカ」の各場面を反芻したりする。と云っても「ナウシカ」の思想とか、そういう高級な話ではなくて、「ナウシカ」の登場人物には魅力的なキャラクターが多いな…

『日本近代随筆選 2 大地の声』

曇。 音楽を聴く。■バッハ:わが魂は主をあがめ BWV733、コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV663、「われらの救い主なるイエス・キリスト」BWV665、「われらの救い主なるイエス・キリスト」BWV666 (レオンハルト、参照)。■フランソワ・…

町田康『ゴランノスポン』/宮崎駿『風の谷のナウシカ 5』『6』『7』

晴。ぼーっとしておりました。またやり直し。 図書館から借りてきた、町田康『ゴランノスポン』読了。浅田彰さんが「小汚い、白痴的な」と形容される奈良美智氏の表紙なので、何となく嫌な予感がしていたのだが、それが当ったのかどうか。これはこちらが悪い…

松野孝一郎『来たるべき内部観測』

雨。 音楽を聴く。■バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547、「高き天より我きたりて」によるカノン風変奏曲 BWV769 (グスタフ・レオンハルト)。バッハ:オルガン作品集アーティスト: レオンハルト(グスタフ),バッハ出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレ…

今村仁司『交易する人間(ホモ・コムニカンス)』

日曜日。曇。寝過ぎ。睡眠の後始末が大変。 音楽を聴く。■モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.252(ホグウッド、参照)。■ハイドン:ピアノ・トリオ変イ長調 Hob.XV-14 (トリオ1790、参照)。終楽章がちょっとカッコいいな。 # 今村仁司『交易す…

吉増剛造『我が詩的自伝』

晴。早起き。起きていきなりネット・サーフィンにハマる。 音楽を聴く。■モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調 K.240(ホグウッド、参照)。 # 図書館から借りてきた、吉増剛造『我が詩的自伝』読了。副題「素手で焔をつかみとれ!」。何だか滅茶苦…

ヴォルテール『寛容論』

晴。寝過ぎ。 今日はごろごろしていて何もしないと思ったのだけれど、なかなか無理ですね。 音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第一番 op.78(デュメイ、ピリス、参照)。第一楽章はもっと線が太い方が好みかな。それから、第二主題が最後に出て…

こともなし

曇。早起き。 音楽を聴く。■バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第一番〜サラバンド、ヴァイオリン協奏曲第二番 BWV1042 (コーガン、アッカーマン、参照)。ヴァイオリン協奏曲の方はハープシコード協奏曲として(第三番だったっけ)の方が親し…

久生十蘭『墓地展望亭・ハムレット』

曇。起きたあとの顔が気に入らない。まだまだ修行が足りないな。 音楽を聴く。■モーツァルト:セレナーデ変ホ長調 K.375(ホグウッド、参照)。ホグウッドおもしろいな。思い入れがないところが却って爽快。プロだし。 # うどん「ひらく」にて昼食。ころう…

清岡卓行『ひさしぶりのバッハ』/『KAWADE道の手帖 ドゥルーズ』

曇。のち雨。 音楽を聴く。■バッハ:二台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043(レオニード・コーガン、エリザベータ・ギレリス、オットー・アッカーマン、参照)。特に不満なし。コーガンはいかにも往年の大ヴァイオリニストという感じ。エリザベータ・ギ…

こともなし

曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:セレナーデ ハ短調 K.388(クリストファー・ホグウッド)。ホグウッドというのは奇妙な音楽家である。レシピどおりにきっちり調理された、プロの仕事という感じ。音楽の楽しみというようなものは殆ど感じられないが、これは…

柄谷行人『憲法の無意識』

日曜日。曇。よく寝た。どれだけでも眠れるな。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十六番 K.537、ロンド K.382 & K.386 (ペライア、参照)。第二十六番はなぜかこの曲だけモーツァルトの中では苦手だったのだが、今回聴いてみて何が苦手だったの…

野球観戦

晴。 またしてもナゴヤドームへ野球観戦に行ってきました。試合はデーゲームの三時からで、楽天戦でした。ドラゴンズの先発は故障明けの大野で、立ち上がりが最悪、フォアボールにエラーなどで、ノーヒットで3点献上する始末。大野は3回くらいから立ち直った…

若松英輔『イエス伝』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十七番 K.595(ペライア、参照)。 Merkmal. 図書館から借りてきた、若松英輔『イエス伝』読了。色いろ書きたい気もするが、自分の饒舌は本書のような深い、真摯な探求には相応しくないだろう。若松は自分…

国書刊行会版『書物の王国 2 夢』

晴。よく寝た。 あっという間に午後。 音楽を聴く。■フランソワ・ドヴィエンヌ:フルート四重奏曲 op.66-2 (バルトルト・クイケン、寺神戸亮、サラ・クイケン、ヴィーラント・クイケン)。愛らしい佳曲。演奏も申し分なし。Flute Quartetsアーティスト: Devi…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十一番 K.467(ペライア、参照)。ペライア二度目の録音。たぶん指の故障の後だと思うが*1、故障してよかったとはもちろん言わないけれど、さらに音楽が深くなったのは確かだろう。■ハイドン:ピアノ・トリ…