2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中原中也詩集『山羊の歌』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:イギリス組曲第三番BWV808(リヒテル、参照)。 大垣。車中 BGM はグールドのバッハ。空き時間、ミスタードーナツ大垣店で時間をつぶす。ミスドは久しぶりだが、この前のマクドナルド(参照)に比べると、コーヒーはおいしいし、…

『新編 中国名詩選(上)』

休日(昭和の日)。晴。 那加の手力雄神社のお祭り。町内の御神輿が出た。ボンボンと花火が上っている。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第四番BWV828(トレヴァー・ピノック、参照)。オーソドックスな演奏。■シュニトケ:ヴァイオリン協奏曲第四番(ク…

釈徹宗『法然親鸞一遍』

晴。仕事に着ていく服を、さすがに初夏のものにした。暑い。 # 釈徹宗『法然親鸞一遍』読了。著者の単著は初めて読むが、予想していたとおり才能に溢れた仏教者だ。本書は題名にある三人の仏教者を、それぞれ比較したものである。とてもオリジナルなものだ…

渡辺治『今度こそわかる P≠NP予想』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第三番BWV827(トレヴァー・ピノック、参照)。オーソドックスで、なかなかいい演奏。この曲のチェンバロによる演奏として、お薦めできる。■シューベルト:即興曲集op.90(D899)(内田光子、参照)。名曲。嫋々とし…

橋本治『冬暁 小論集』/山本義隆『原子・原子核・原子力』

日曜日。晴。よく寝た。 音楽を聴く。■テレマン:序曲ハ長調TWV55-C6(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第二十番D959(内田光子、参照)。第三楽章と第四楽章がいい。このスケルツォは愛ら…

辻惟雄『あそぶ神仏』/ノーマン・マクリーン『マクリーンの川』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十四番K.491(ブレンデル、ネヴィル・マリナー)。予想どおり甚だもの足りない演奏であるが、好きな部分をうまく演奏していたので許す。■シャルル=ヴァランタン・アルカン:奇想曲-軍隊風にop.50、戦場の…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第二番BWV826、第一番BWV825(トレヴァー・ピノック)。がっちりした、なかなか聴き応えのある演奏。6 Partitas 1アーティスト: Bach,Pinnock出版社/メーカー: Hanssler Classics発売日: 2000/06/27メディア: CDこの…

鈴木正崇『山岳信仰』

晴。 音楽を聴く。■テレマン:序曲変ロ長調TWV55-Es1(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第十二番op.127(ブッシュQ 1936)。古めかしいからつまらないとかいうことは、まったくない。むし…

こともなし

晴。昨晩も夜更かし。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十三番K.488、第十五番K.450(ソロモン、ハーバート・メンゲス、オットー・アッカーマン)。ソロモンはそっけないような感じで、いわゆるザハリッヒな演奏なのであるが、作為がなくて素晴…

池澤夏樹『セーヌの川辺』

晴。 朝方まで Ruby でプログラミングをしていたため、遅く起きる。ちょっと纏まったものを作ろうとしている。 ウチの三つ葉を入れた味噌汁がおいしい。買ってきた野沢菜漬もおいしい。 郵便局。 # 図書館から借りてきた、池澤夏樹『セーヌの川辺』読了。フ…

シモーヌ・ヴェイユ『工場日記』

かなり強い雨。 音楽を聴く。■シュニトケ:ヴァイオリン協奏曲第三番(クレーメル、クリストフ・エッシェンバッハ、参照)。シリアスな現代曲だが、聴きづらいということはない。むしろ傑作の部類に入るであろう。しかし、この曲を聴いていると、二十世紀音…

荻上紘一『多様体』

日曜日。雨。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第十番K.330(ピリス、参照)。 # 中沢新一『日本文学の大地』を繰り返し読んでいる。本日付の朝日新聞書評欄に、島田雅彦による書評が出ていた。小さいけれど、なかなかいい書評だったと思う。それ…

赤尾和男『線形代数と群』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:ゴルトベルク変奏曲(スコット・ロス)。不世出のチェンバロ奏者、スコット・ロスのゴルトベルク変奏曲。よくわからない。巨大な謎。Bach J S: Goldberg Variationsアーティスト: Bach J S,Scott Ross出版社/メーカー: Warner Cla…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第六番K.284(ピリス、参照)。■ハイドン:交響曲第九十六番(バーンスタインNYPO 1973)。■ウェーバー:クラリネット五重奏曲op.34(ロンドン・メロス・アンサンブル、参照)。この曲、結構な数録音があるの…

オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』

久々の晴。 音楽を聴く。■テレマン:序曲変ロ長調TWV55-B11(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■ハイドン:交響曲第九十九番(バーンスタインNYPO 1970)。■メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第五番op.44-3(ケルビーニQ、…

國分功一郎『近代政治哲学』

晴。夜雨。 國分功一郎『近代政治哲学』読了。とても大きな題であるが、本書はいい出来でじつにおもしろかった。自分のような初学者向けで、政治哲学のおもしろさと重要性を味あわせてくれる、なかなか得がたい本である。明快でわかりやすいけれど、それはパ…

小山清『落穂拾い・犬の生活』/吉田秋生『海街diary3 日のあたる坂道』

雨。ちっとも晴れないなあ。 音楽を聴く。■ショパン:二十四の前奏曲op.28(抜粋)、舟歌op.60、ノクターン第四番op.15-1、ポロネーズ第七番op.61(リヒテル、参照)。繊細で清潔、落ち着いた演奏。テンポは一定でルバートも掛けない。生臭さがまったくなく…

アンナ・カヴァン『氷』

雨。 一日の最初から何だが、最近だんだん日本という国がわかってきた。名ばかり技能実習生:今そこにある奴隷貿易問題メモ - カレーなる辛口Javaな転職日記ついでに今の政権もだんだん見えてきた。何をさておき傲慢なんだな。経済政策で成功しているから困…

こともなし

日曜日。曇。 音楽を聴く。■テレマン:序曲ヘ長調TWV55-F4(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■シューマン:ピアノ四重奏曲op.47(アルゲリッチ、カピュソン兄弟、リダ・チェン)。この曲、傑作なのだよね。ピアノ四重奏…

鷲田清一『悲鳴をあげる身体』

曇。 時々こういう古い曲が聴きたくなる。まあ古いだけなら、クラシックの曲などもっと古いけれど。 音楽を聴く。■ドビュッシー:子供の領分(パスカル・ロジェ、参照)。クラシック音楽で最もおシャレなのがドビュッシーかな。それにしても、パスカル・ロジ…

Cody Lindley『開眼! JavaScript』

曇。のち雨。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第五番K.283(ピリス、参照)。ピリスもモーツァルトもやはりいいね。 図書館から借りてきた JavaScript 本を読む。この本を参考に遊んでみる(参照)。 Cody Lindley『開眼! JavaScript』読了。上…

ダンテ・アリギエリ『神曲 天国篇』

曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第十五番K.533/494(ピリス、参照)。■ショパン:マズルカop.63-3、バラード第一番op.23、マズルカop.17-2, op.68-2、幻想曲op.49、ノクターン嬰ハ短調op.poth、マズルカop.7-2、バラード第二番op.38(アレク…

若田部昌澄『ネオアベノミクスの論点』

ぽつぽつ降っている。のち晴。多少寒い(関東では雪の由)。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第三番op.37(ルービンシュタイン、ヨーゼフ・クリップス、参照)。相変わらずルービンシュタインのピアノの音が汚いのは気になるが、立派な演奏ではあ…

小林雅一『AIの衝撃』

雨。 音楽を聴く。■テレマン:序曲ニ短調TWV55-d3(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第三番K.216(ムター、参照)。 # 小林雅一『AIの衝撃』読了(電子書籍版)。これはじつに刺激的…

こともなし

曇。 音楽を聴く。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第十九番D958(内田光子、参照)。この曲は、シューベルトのソナタの中では最もよく纏まったもののひとつだろうな。天使的ではなくて、ベートーヴェン的とでも云うか。自分は好きである。それにしても、内田…

池内紀『なじみの店』

日曜日。雨。 安永祖堂を読む。 # 図書館から借りてきた、池内紀『なじみの店』読了。なじみの店作者: 池内紀出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2001/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るちくま文庫の小山清を読む。冒頭…

山之内靖『総力戦体制』

曇。のち晴。のち雨。 音楽を聴く。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第十八番D894(内田光子、参照)。皆もっとシューベルトの、長くて退屈な曲を聴くといいと思うよ。ローカル線に乗るようなものかな。■エルンスト・トッホ:チェロ・ソナタop.50、ディヴェル…

中谷宇吉郎『寺田寅彦 我が師の追想』

雨。 午前中は、旅行のパンフレット類を見たり、旅行日記を書いたりしてつぶれる。昼から Ruby でちょっと遊ぶ。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第二番BWV1047(マーティン・パールマン、ボストン・バロック、参照)。My favorite. 演奏は普通…

讃岐家族旅行(第二日)

起きた時は多少曇っていたが、今日は晴れる筈。九時にレンタカーが来て、今日はこれで讃岐を廻るのである。高速道路を使って高松西ICまで、そこから栗林公園へ。栗林は「りつりん」と読む。大名庭園で、長年に亙って整備されてきたもの。ちょうど桜がいいと…

讃岐家族旅行(第一日)

家族旅行では定番となってしまった天気の悪さだが、何とか降らないであろうと期待しつつ(しかし傘はもって)出発。名古屋から新幹線で岡山へ。車窓は雨。岡山着は一〇時頃で、あっという間に二時間くらいで着いてしまう。特急南風5号に乗り、四国へ。三度め…