2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仲野徹『エピジェネティクス』

晴。酷暑。 音楽を聴く。■バッハ:イギリス組曲第二番(ルセ、参照)。■ベートーヴェン:三重協奏曲op.56(カピュソン、マイスキー、アルゲリッチ、ラビノヴィチ=バラコフスキー、参照)。この曲は今ひとつ理解していないので、はっきりしたことは云えない…

ウラジーミル・アルセーニエフ『デルスー・ウザーラ(上)』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第五番(ヒューイット、参照)。これはいい。■ウェーバー:ピアノ・ソナタ第二番op.39(エンドレス、参照)。多少ウェーバーがわかってきた。まあこれを聴く限り、二流の作曲家ですらないな。 # ウラジーミル・アル…

今日もちと困った

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十一番op.22(リヒテル、参照)。■ベートーヴェン:交響曲第七番(アバド、参照)。通俗曲も、時にはいいか。しかしベートーヴェン、終楽章はちょっとやりすぎなのでは。まあアバドに免じて許すか。 # …

大変な一日

晴。 いやあ、大変な一日だった。親戚の高齢者が、認知症で大変なことになって、母と一緒に朝から高速を飛ばして行ってきましたよ。まあ行って本当によかったという話で、疲れました。帰ってきて風呂へ入っていまビールを飲みながら食事をしたところ。もう今…

こともなし

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ディヴェルティメント第十五番K.287、交響曲第二十九番K.201(カラヤン1965)。素晴らしいですな。■モーツァルト:セレナータ・ノットゥルナK.239、ディヴェルティメントK.136(カラヤン1968)。K.136など、極上の…

渡辺照宏『法華経物語』

晴。酷暑。 音楽を聴く。■プロコフィエフ:交響曲第一番(チェリビダッケ)。■バッハ:パルティータ第二番(ヒューイット、参照)。 # 渡辺照宏『法華経物語』読了。ふぅ、やっと読み終えた。法華経の内容の紹介、解説、学術的記述などが渾然一体となった、…

安部公房『箱男』

晴。酷暑。アスファルトの上は、四〇度を超えていた。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第一番(アンジェラ・ヒューイット)。オーソドックスないい演奏。ピアノで弾かれている。6 Partitas for Pianoアーティスト: Johann Sebastian Bach,Angela Hewitt出…

波多野精一『基督教の起源』/松山俊太郎『綺想礼讃』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ケーゲルシュタット・トリオK.498、シューマン:おとぎ話op.132(トリオ・ソレイユ、参照)。演奏は、可もなく不可もなし。■ハイドン:ピアノ協奏曲第四番、第三番、第十一番(アンスネス)。アンスネスの弾き振り。彼とハ…

福田和也『「贅」の研究』

晴。 音楽を聴く。■ブルッフ:八つの小品op.83(トリオ・ソレイユ)。クラリネット、ヴィオラ、ピアノという、変った構成の作品(Wikipedia)。まあまあ。Trio Soleilアーティスト: Bruch,Mozart,Schumann出版社/メーカー: Kontrapunkt発売日: 2007/01/16メ…

草場公邦『ガロワと方程式』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第二十九番K.201(ベーム、参照)。■ハイドン:ディヴェルティメントHob.XIV:9、Hob.XIV:8(パルンボ、参照)。 # 図書館から借りてきた、草場公邦『ガロワと方程式』にざっと目を通す。前にも一度目を通しているが…

田中仁彦『デカルトの旅/デカルトの夢』

休日。晴。 本の整理。 # 田中仁彦『デカルトの旅/デカルトの夢』読了。副題「『方法序説』を読む」。これはデカルト研究として、とても面白いものだ。著者は数々の通説を厳しく批判し、新たな解釈を至るところで提示しているが、尽く刺激的である。デカル…

こともなし

日曜日。晴。夕方、雷雨。 音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲op.77(ミルシテイン、スタインバーグ、参照)。こうした優れた演奏で聴くと、ヴァイオリン協奏曲ではこの曲が一番好きなのではないかと思えてくる。■メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲o…

山本義隆『世界の見方の転換3』/岡崎武志『貧乏は幸せのはじまり』

曇。 音楽を聴く。■シューベルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調D960(ケンプ、参照)。悪かろう筈がない。■レーガー:ヴァイオリンと管弦楽のための組曲op.103a、スケルッツィーノ(フォルヒァート、シュタイン、参照)。 # 山本義隆『世界の見方の転換3』読了…

大江健三郎『新しい人よ眼ざめよ』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:イギリス組曲第一番(ルセ、参照)。ルセのチェンバロはちっとも鈍重ではなく、生命感に満ち溢れている。そして美しい。このようにチェンバロを弾くことができるとは。お薦めだ。■ヒンデミット:室内音楽第四番(アバド、参照)。…

パスキン展/佐藤信正『ブラウザのしくみ』

晴。溽暑。 音楽を聴く。■モーツァルト:クラリネット五重奏曲K.581(シフリン、エマーソンSQ、参照)。好演。■バッハ:トッカータBWV913、BWV914、BWV915、BWV916(リュプザム、参照)。得るところの多い演奏。■マックス・レーガー:喜劇序曲op. 120、ヴァ…

プリーモ・レーヴィ『溺れるものと救われるもの』

晴。 音楽を聴く。■メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲op.12(モザイクQ)。古楽器による演奏なので、さすがにメンデルスゾーンの特徴である運動性は減殺されている。しかし、それを差し引いても、いい演奏だ。モザイク四重奏団は、「古楽器」のという限定子を…

小川洋子『まぶた』

晴。 音楽を聴く。■シューベルト:交響曲第九番(アバド、参照)。長い。長すぎる。シューマンのように、「天上的長さ」と評していいものか。他の演奏も聴いてみねばなるまいが。 # 小川洋子『まぶた』読了。短篇集。小川洋子の幻想世界としては、比較的現…

シュレーディンガー『自然とギリシャ人・科学と人間性』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十四番K.338、第二十六番K.184、第二十八番K.200(ベーム、参照)。K.200の終楽章がチャーミング。別に何かのために音楽を聴くわけではないが、それでもベームのモーツァルトは本当にためになってしまう。モーツ…

KAWADE道の手帖「井筒俊彦」

日曜日。雨。 音楽を聴く。■ブラームス:ピアノ五重奏曲op.34(エヴァ・ベルナートヴァー、ヤナーチェクQ、参照)。今の堕落した自分には、大変ありがたい音楽。演奏は充実している。■モーツァルト:交響曲第三十三番K.319(ベーム、参照)。目の覚めるよう…

チョムスキー『統辞構造論』

晴。 音楽を聴く。■メンデルスゾーン:八重奏曲op.20(ヤナーチェクQ、スメタナQ、参照)。いい曲だし、演奏がまた素晴らしい。室内楽の好演。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第八番op.59-2(ヤナーチェクQ、参照)。偶数楽章の演奏がいい。特に第二楽章は、…

スティーヴンスン『南海千一夜物語』/笙野頼子『だいにっほん、おんたこめいわく史』

晴。台風一過。 音楽を聴く。■シューベルト:即興曲集op.142、ピアノ・ソナタ イ長調D664(ケンプ、参照)。美しい。■ハイドン:ディヴェルティメントHob.XIV:4、Hob.XIV:3、Hob.XIV:7(パルンボ)。Complete Piano Concertos 4アーティスト: Haydn,Palumbo,…

大山誠一編『聖徳太子の真実』

雨。風強し。 音楽を聴く。■ハイドン:弦楽四重奏曲op.3-5、op.76-2(ヤナーチェクQ、参照)。op.3-5の第二楽章は有名。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十四番、第二十三番、第三十番(ゼルキン、参照)。「熱情」ソナタが迫力ある演奏。いずれにせよ、ま…

こともなし

晴。偶々早く起きたので、サッカーW杯のドイツ対ブラジル戦を途中から見ていたが、ドイツ強すぎるな…。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十一番、第三十二番(ベーム、参照)。ベームのモーツァルトには、自分に欠けているものがあるな。ベームはやは…

上田和夫『ユダヤ人』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:弦楽四重奏曲第十四番K.387、ハイドン:弦楽四重奏曲op.33-3(ヤナーチェクQ)。土臭いモーツァルトで、ちょっと閉口しないでもない。ハイドンはそんなことはなく、力強い演奏。Various: the Complete Recordinアーティスト…

白洲正子『鶴川日記』/ロラン・バルト『サド、フーリエ、ロヨラ』

雨。よく寝た。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲op.61(ミルシテイン、ウィリアム・スタインバーグ)。ヴァイオリン協奏曲の名曲中の名曲であることは疑いないが、それにしても最初の主題がシンプルすぎやしないかね。この素材から巨大な伽…

茨木のり子『言の葉さやげ』

日曜日。曇。 音楽を聴く。■マーラー:交響曲第四番(アバド)。Claudio Abbado: Mahler 10 Symphoniesアーティスト: Vienna Philharmonic Orchestra,Chicago Symphony Orchestra,Bryn Terfel,Gustav Mahler,Claudio Abbado,Waltraud Meier,Frederica von St…

ガムビーニ、プリン『初級講座 ループ量子重力』/加藤周一『雑種文化』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲ニ長調K.97、ヘ長調K.75、第十二番K.110、ハ長調K.96(ベーム、参照)。似たような曲がずらっと並んでるな。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第六番op.30-1(デュメイ、ピリス、参照)。オーソドックスだが、ち…

神林長平『敵は海賊・海賊の敵』

晴。のち雨。寝過ぎ。 神林長平『敵は海賊・海賊の敵』読了。神林長平を読み始めたのは、中学生の時か、それとも高校生か。今の中高生が、ライトノベルを読むような感覚だろうか。一時期は好きで、出るものすべてを読んでいたが、いつ頃からか、すべてはフォ…

こともなし

曇。昼過ぎから小雨。夕方から雨脚が強くなる。朝起きて、バッハのフランス組曲第五番を聴く。ルセのチェンバロは、目覚めにちょうどいい。 大垣。県営プール。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十番K.466(アルゲリッチ、アバド、参照)。普通…

宮下誠『20世紀音楽』/パヴェーゼ『月と篝火』

晴。早起き。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十五番K.503(アルゲリッチ、アバド2013Live)。アバドの最後の録音らしい。アルゲリッチのピアノは、技術的には衰えてきているのかも知れないが、生命感に満ち溢れている。アバドは相変わらず、協…