2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

岸本葉子、玄侑宗久『わたしを超えて いのちの往復書簡』

晴。まるで映画のような夢を見る。夢なのに、ものすごく辻褄が合っていて、不思議。 音楽を聴く。■ブラームス:クラリネット・ソナタ第一番op.120-1(フローラント・エオー、パトリック・ジグマノフスキー)。Sonatas Op 120 1 & 2アーティスト: J. Brahms,F…

濱口桂一郎『日本の雇用と中高年』/武谷三男『物理学入門』

晴。どれだけでも眠れるな。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十二番op.54(バックハウス)。うーん、バックハウスはもっと聴かないと。 # 濱口桂一郎『日本の雇用と中高年』読了。まず、本書では雇用形態を「ジョブ型」と「メンバーシップ…

空海『秘密曼荼羅十住心論(下)』/荻上チキ『未来をつくる権利』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第四番(デュメイ、ピリス、参照)。 # 空海『秘密曼荼羅十住心論(下)』読了。これで、空海の教相部の全著作が文庫化されたことになる。空海コレクション 4 秘密曼荼羅十住心論 下 (ちくま学芸文…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■バッハ:管弦楽組曲第一番(カール・リヒター、参照)。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第一番、第二番(デュメイ、ピリス)。演奏のクオリティは高い。安心して聴ける。Complete Violin Sonatas (Dig)アーティスト: Ludwig van Be…

濱田武士『日本漁業の真実』

晴。とてもおもしろい夢を見る。起きて何だか切なくなってしまった。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第三番、第四番、第六番(カール・リヒター、参照)。リヒターは素晴らしい! 完全に説得されてしまった。単に真面目っていうだけではないね…

空海『秘密曼荼羅十住心論(上)』

曇。昼から雨。 音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第一番、第二番(カール・リヒター、参照)。何とも禁欲的な演奏。この真面目さが好きになってきた。しかし、オケはあんまり上手くないね。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十二番op.54 (ア…

こともなし

日曜日。晴。 図書館。 テレビでプロ野球中継を見る。ドラゴンズはまだまだ弱いのだが、去年一昨年に比べたら天国の楽しさ。ベンチの雰囲気というのは、すぐファンに伝わるものだな。今日は勝ちました。濱田という新人ピッチャーが出てきて、いい投球をした…

生田耕作編訳『愛書狂』

晴。 音楽を聴く。■シューマン:謝肉祭op.9(ル・サージュ)。相変らずレヴェルの高い演奏。ル・サージュのピアノは本当にシューマンに合っている。技術も幻想も。Piano & Chamber Music XIアーティスト: R. Schumann出版社/メーカー: Alpha Productions発売…

黒島伝治『渦巻ける烏の群』/奥泉光『シューマンの指』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十六番「リンツ」(ベーム、参照)。悪い筈がないと予想していたが、その通りだった。モーツァルトの交響曲は、取り敢えずベームを聴いておけばよいのではないか。■ウェーベルン:管弦楽のための六曲op.6(ロスバ…

八木沢敬『神から可能世界へ』

晴。 散髪。県営プール。 八木沢敬『神から可能世界へ』を読んでいて、ちょっと気になるところがあったので、読了していないがメモしておく。p.39-42 の自然数の構成だが、本書のやり方では明らかにダメである。本書では「マリコの左手の指」と「マリコの右…

川崎修『ハンナ・アレント』

雨。のち晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十七番K.595(ブレンデル、マリナー)。まあいいのだが、ブレンデルはこの曲はもっと無意識で演奏して欲しいように感じる。計らうとダメ。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第二十番D.959(ブレンデル…

スピノザ『神学・政治論(下)』

曇。夜雨。 音楽を聴く。■ショーソン:弦楽四重奏曲ハ短調op.35(ルートヴィヒQ、参照)。■モーツァルト:交響曲ト長調「Neue Lambacher」(ベーム、参照)。 # スピノザ『神学・政治論(下)』読了。吉田量彦訳。翻訳には非常に苦労されたであろう。素晴ら…

スピノザ『神学・政治論(上)』

晴。よく寝た。どうも寝過ぎだな。 # スピノザ『神学・政治論(上)』読了。吉田量彦訳。岩波文庫版で読んでいる筈だが、よく覚えていない…。しかしこれ、面白いではないか。というか、面白いだけでなく、スピノザの勇気とその透徹に、感銘を受けざるを得な…

家族で岡崎めぐり

日曜日。晴。 いい季節なので、家族でどこかへ出かけようと、車で岡崎の瀧山寺を訪れる。各務原インターから東海北陸道、東名を通って、一時間半くらい。宝物殿の仏像を見せてもらう。観音菩薩像、梵天像、帝釈天像がメインで、鎌倉期の運慶・湛慶の作である…

吉田伸夫『素粒子論はなぜわかりにくいのか』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十四番op.78(アラウ)。■ブラームス:ピアノ協奏曲第一番op.15(ブッフビンダー、アーノンクール、参照)。まずまず素晴らしい。ブッフビンダーはこの曲、完全に手の内にあるようで、第二番よりずっと…

高橋源一郎『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』/多田智満子『詩集 祝火』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十八番op.31-3(アラウ)。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第三番op.37(ツィマーマン、バーンスタイン、参照)。ツィマーマンはもう少し聴いてみないといけないな。 # うどん「恵那」にて昼食。恵那ころ…

ヴァレリー・ラルボー『A・O・バルナブース全集(上)』『(下)』

曇。のち雨。大垣。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十七番op.90(アラウ1966)。■ブラームス:ピアノ協奏曲第二番op.83(ブッフビンダー、アーノンクール)。最低限の演奏はしているが、曲を楽しむレヴェルにない。技術的にも苦しい。それ…

こともなし

晴。 仕事以外は、消耗してぶっ倒れていた。 ヴァレリー・ラルボーを読む。

飯田真、中井久夫『天才の精神病理』/赤攝也『集合論入門』

晴。 音楽を聴く。■ドビュッシー:チェロ・ソナタ他(ジャン=ギアン・ケラス、タロー)。普通の演奏。Debussy, Poulenc: Queyras Tharaud violoncelle pianoアーティスト: Claude Debussy,Francis Poulenc,Alexandre Tharaud出版社/メーカー: Harmonia Mund…

青柳正規『トリマルキオの饗宴』

曇。夜雨。 音楽を聴く。■ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス、マ・メール・ロワ(ネゼ=セガン、参照)。ラヴェルの様式感はきっちり捉えられている。あとは、もうちょっと色彩感が豊かだといい。マ・メール・ロワなんか、砂糖菓子のような曲な…

高橋源一郎『さよなら クリストファー・ロビン』/老松克博『人格系と発達系』

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第一番K.16、第四番K.19、第五番K.22、ヘ長調K.76(ベーム)。これは素晴らしい演奏だ。モーツァルトは初期交響曲からして既にモーツァルトであり、完璧。心地よさと完成度の高さにうっとりする。ベームは大…

イェンゼン/フロイト『グラディーヴァ/妄想と夢』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第一番op.18-1(モザイクQ、参照)。いい演奏。■ラヴェル:ダフニスとクロエ〜組曲第二番(ヤニック・ネゼ=セガン)。初めて聴く曲と、指揮者。リズムが正確な印象。ラヴェルなのだから、もう少し色彩感があ…

鶴我祐子『バイオリニストに花束を』

晴。 寝過ぎ。 図書館から借りてきた、鶴我祐子『バイオリニストに花束を』読了。なかなか面白かった。著者は、N響(NHK交響楽団)のバイオリニストだった方(本書中に、定年退職される話がある)。自ら「歩く放送禁止用語」と称しておられるとおり、お固そ…

岐阜県美術館の「彫刻の散歩道」など

晴。いい天気。 ■ベルリオーズ:幻想交響曲op.14(カラヤン1974)。何という…。とにかく音が戦慄的だ。極上と云うも愚か。少なくとも外面的な意味で、これ以上の演奏はちょっと考えられない。すべての音が意味づけられている。BPOも、オーケストラの行き着く…

ハイネ『流刑の神々・精霊物語』

晴。 音楽を聴く。■ラヴェル:クープランの墓(ブーレーズ、参照)。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十三番、第十四番、第三十番(ピリス)。いつも感ずることだが、ピリスと自分の感覚は微妙にズレている。それがいい風に出れば新鮮な演奏になるし、よく…

アーレント『イェルサレムのアイヒマン』/松浦寿輝『青天有月』

休日。晴。 カルコス。 # 図書館から借りてきた、ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン』読了。大久保和郎訳。本書は曖昧に書かれているのではないが、自分の力不足で文章を辿っていくことに難渋した。非常に強靭な文体で、著者の頭の強さを感じつ…

ジグムント・バウマン『リキッド・モダニティを読みとく』/吉田秋生『海街diary1蝉時雨のやむ頃』

休日。雨。 ものすごく眠る。心はほんの少しピースがずれているだけで、飛んでもなく極端に振れてしまうことがある。むずかしいな。 昼から、ネッツトヨタでバンパーの交換。しかし、ゴールデンウィークなのに出勤とは、サービス業は大変です。 音楽を聴く。…

こともなし

日曜日。晴。 音楽を聴く。■レーガー:弦楽四重奏曲op.54-1(マンハイムSQ)。よくもこういう退屈な曲を書いたな。String Quartet Trioアーティスト: M. Reger出版社/メーカー: MD&G Records発売日: 1997/03/18メディア: CDこの商品を含むブログを見る■ベル…

『茨木のり子詩集』

休日。晴。 音楽を聴く。■バッハ:チェンバロ協奏曲第六番、第五番、第七番、第四番、第八番(アスペレン、参照)。■ショパン:ノクターン第十七番〜第十九番op.62,72-1,op.posth(ピリス、参照)。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第十三番op.130 (エマーソ…

こともなし

晴。よく寝た。寝過ぎ。十時間以上寝た。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第十六番K.545(リヒテル)。いわゆる「やさしい」ソナタなのだが、高度な転調がいくつもあるな。 眠いなあ。仕事で出ているとき以外、寝ていたような…。まさしく春眠暁を…