2012-06-06から1日間の記事一覧

三島由紀夫『若きサムライのために』

晴。 三島由紀夫『若きサムライのために』読了。確かに本書には、三島の「空疎」といわれる部分が出ていると感じる。美意識とロジックが直結していて、お互いにくるくる回っているのだ。実感というものが、希薄というか。 国家や民族と美意識を直結させると…