2011-01-31から1日間の記事一覧

島尾敏雄『魚雷艇学生』

今日も雪。昼過ぎから晴。 島尾敏雄『魚雷艇学生』読了。これが島尾の最後の小説だとは。処女作のように瑞々しい。戦争文学なのに瑞々しいとは変だと思われるかも知れないが、事実である。特攻で遠からぬ死が決まっているとすれば、日常は夢と化す筈ではない…