天気予報では三日間とも雨の予想で、心がけが悪かったかなあなどと云い合いつつ、曇空の下、午前七時前に自宅を出る。岐阜駅からJRで名古屋駅へ、新幹線のぞみ号7:54名古屋駅発に乗換えて、三時間あまりで博多着。いつも思うのだが、トンネルが多すぎて、山…

晴。 明日から九州へ家族旅行の予定。早く寝る。

晴。 谷徹『これが現象学だ』読了。日録に書く。これが現象学だ (講談社現代新書)作者: 谷徹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/11/15メディア: 新書購入: 7人 クリック: 50回この商品を含むブログ (64件) を見る

日曜日。晴。 写真屋。カルコス。 あまり調子が良くない。 ＃ 大塚英志『大学論』読了。日録に書く。大学論──いかに教え、いかに学ぶか (講談社現代新書)作者: 大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/18メディア: 新書購入: 5人 クリック: 168回こ…

晴。 海野弘『黄金の五〇年代アメリカ』読了。好著。黄金の50年代アメリカ (講談社現代新書)作者: 海野弘出版社/メーカー: 講談社発売日: 1989/04メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見るニーチェ『悦ばしき知識』を再読。

晴。 折口信夫『歌の話・歌の円寂する時』読了。折口が岩波文庫に入ったのはこれが初めてのようだが、もっと入れるべきだろう。それにしても、なんという美しい散文か。歌の話・歌の円寂する時 他一篇 (岩波文庫)作者: 折口信夫出版社/メーカー: 岩波書店発…

また雨。 とりあえず、ファンキーモンキーベイビーズを聴いてみる。特に感心するところもなし。ファンキーモンキーベイビーズアーティスト: FUNKY MONKEY BABYS,DJ TAKI-SHIT,DJ TATSUTA,NAOKI-T出版社/メーカー: Dreamusic発売日: 2006/07/19メディア: CD購…

雨。 黒田玲子『科学を育む』読了。科学を育む (中公新書)作者: 黒田玲子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/12メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る戸田盛和『熱現象30講』を精読する。 ＃ 我々の生はますます確率化している。大数の法…

雨。 現代詩文庫『大岡信詩集』読了。大岡信詩集 (現代詩文庫 第 1期24)作者: 大岡信出版社/メーカー: 思潮社発売日: 1969/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るEMANの物理学には感心する。面白くてつい読み耽ってしまう。

振替休日。晴。 阿部和重『ミステリアスセッティング』読了。傑作だが、主人公のシオリはちょっとかわいそうすぎないか？ しかし、シオリの転落を描きながら、作者はマジで書いているのか何なのかわからなくて、そこはかとないユーモアが醸し出されてしまっ…

日曜日。春分の日。曇。 JTBとイトーヨーカドー。NHKの世論調査員につかまる。たぶん初めてのことじゃないか？ 民主党支持と言っておきました。「鳩山内閣を応援しますか。」します。「政治とカネの問題を考慮しますか。」考慮しません！ 誘導尋問か。アホク…

いい天気。紋黄蝶がムスカリを梯子している。夜雨。 カルコス。文芸誌を立ち読み。 ＃ 『ランボー全詩集』読了。鈴木創士訳。日録に書く。ランボー全詩集 (河出文庫)作者: アルチュール・ランボー,鈴木創士出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/02/04…

晴。 シェイクスピア『お気に召すまま』読了。福田恒存訳。これは魅力的な恋愛喜劇だ。ロザリンドがまったく可愛らしい。解説に拠れば、このロザリンドの自己欺瞞・自己韜晦をいう論者もあるようだが、笑わせる。恋の不安で韜晦しているに決っているではない…

曇。 レンタル店。 岡野友彦『源氏と日本国王』読了。「源氏長者」という語は初めて聞いた。本書は、武家政権の誕生に必要なのは「征夷大将軍」ではなく、この「源氏長者」という地位なのだ、という発想を基に書かれたものである。源氏と日本国王 (講談社現…

晴。 仕事でいい結果が出る。嬉しい。 吉川幸次郎『中国文学入門』読了。2001年2月で第27刷というから、よく読まれてきたようだ。中国文学入門 (講談社学術文庫)作者: 吉川幸次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1976/06/07メディア: 文庫 クリック: 5回この…

晴。 大垣。BOOK OFF大垣バイパス店。 日高敏隆『春の数えかた』読了。理系の学者でこんなに文章が上手い人はめずらしい。生物学・生態学という学問を核にした、上質のエッセイ集になっている。とりわけ昆虫の話が楽しい。自然と「擬似自然」の違いや、外国…

曇。 プール。BOOK OFF。イオン。 ピエール・ブーレーズ『ブーレーズ作曲家論選』読了。現代音楽が聴きたくなる。録音された素晴しい演奏からみると意外だが、マーラーには相当厳しいではないか。「ストラヴィンスキーは生きている」は、専門的すぎてさすが…

いい天気だったので、イオン各務原店近くの「金属団地」を散策する。コンビニの真正面の歩道脇に、土筆を発見。土筆なんて久しぶりに見た。

日曜日。晴。 カルコス。BOOK OFF。散策。 NHK BS-Hi の「猫のしっぽ カエルの手」を見る。 赤瀬川原平『日本男児』読了。あまり著者らしくないところだが、一節を挙げる。「つまり昔は生活が趣味的だった。役にも立たないことに満たされていた。いまは生活…

ぱらぱらと雨。のち曇。 BOOK OFF岐阜則武店。知らないうちに場所が変っていた。駐車場がいっぱいで、空くのを待たねばならぬほど。 右肩を痛める。 本居宣長『紫文要領』読了。源氏物語は好色文学であり、好色は人間の本性のもっとも素直なものであって、そ…

晴。 皮膚科とレンタル店。 竹内淳『高校数学でわかるボルツマンの原理』読了。同じ著者の『高校数学でわかるフーリエ変換』を読んで（id:obelisk2:20100302）、そのわかりやすさに感激したので、本書も読んでみた。これも素晴しくわかりやすい。熱力学と統…

晴。寒い。 ブレンデルの弾くハイドンがいいな。Hob.XVI-34ホ短調とか。ブレンデルは最近引退してしまったが。 あまり調子が良くない。近頃、沈黙の刻になっている。 「3pigs」にて昼食。 坂本龍一の『エスペラント』を聴く。坂本本人が気に入っているアルバ…

曇のち晴。 ジェラール・ド・ネルヴァル『オーレリア』読了。篠田知和基訳。驚くべき幻想！ 狂気がこのように明確なイメージを以て言語化されるというのが、ヨーロッパの凄さだと思う。そして、キリスト教と異教の混淆。オーレリア―夢と生作者: ジェラール・…

雨。 マルグリット・ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』読了。多田智満子の名訳。ユルスナールは澁澤龍彦の愛読する作家だった。ハドリアヌス帝の回想作者: マルグリットユルスナール,Marguerite Yourcenar,多田智満子出版社/メーカー: 白水社発売日: 199…

晴。日差しが強くなった。 プール。イオン。 『リルケ詩集』読了。高安国世訳。リルケ詩集 (岩波文庫)作者: リルケ,高安国世出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/02/17メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る横田伊佐秋『熱力学…

日曜日。雨の中で、梅の最初の一輪が咲いた。うちの梅は遅いのである。 エイデンとカルコス。 エドワード・Ｗ・サイード『故国喪失についての省察 ２』読了。本物の知識人の文章に、圧倒されっぱなしだった。John Henry Newman という名前をチェックしておく…

曇。 波多野裕造『物語 アイルランドの歴史』読了。一般向けの歴史書として、よく出来ている。十二世紀以降、アイルランドの歴史は、イギリスとの関係が大変重要（ほとんど決定的）だったことがわかる。物語アイルランドの歴史―欧州連合に賭ける“妖精の国” (…

晴。 川端康成『雪国』読了。ぼかしてはあるが、とてもエロティックな小説で驚いた。ほとんど男女のことしか書いてない。田舎の芸者で、ヒロインの駒子は、生き生きとして魅力的な女（ツンデレ？）だが、主人公の島村の性格がよくわからなくて、これで駒子の…

雨。 岡田暁生『音楽の聴き方』読了。日録に書く。音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/06/01メディア: 新書購入: 22人 クリック: 513回この商品を含むブログ (90件) を見るフィリップ…

曇のち晴。 オーキッドパークのエイデンとBOOK OFF。 通販で注文していた、BOSEのノイズ・キャンセリング・ヘッドホン（QuietComfort15）が来る。取りあえず試聴してみたが、ノイズ・キャンセリングの機能も音質も満足できるもので、よかった。ただ、プラグ…