2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

岩手家族旅行(第一日目)

8:00名古屋発の新幹線で東京まで。台風が関東地方に接近していて、東京に近づくと強い雨になる。東北新幹線に乗換え仙台まで。名古屋から3時間半。仙台駅で途中下車して昼食を取ろうとしたのだが、JTBの手配ミスで途中下車できない。仕方なく、当初予定のく…

衆議院選投票/ブルクハルト『世界史的考察』

曇。溽い。 衆議院選挙の投票へ行く。さて、どうなるか。歴史的な選挙になるか。投票率は思ったより低そうだ。 明日から東北観光。でも台風が来そう。なんとか天気がもたないか。 ヤーコプ・ブルクハルト『世界史的考察』読了。賢者の考察といった趣があるが…

山口昌男『学問の春』

曇。めずらしく溽い。 カルコスとBOOK OFF。 山口昌男『学問の春』読了。日録に書く。新書479学問の春 (平凡社新書)作者: 山口昌男出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/08/11メディア: 新書購入: 4人 クリック: 53回この商品を含むブログ (47件) を見る

星野智幸

晴。 星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』読了。目覚めよと人魚は歌う (新潮文庫)作者: 星野智幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (68件) を見る

ピエール・ルイス『アフロディテ』/山本義隆

晴。日中でも涼しいくらい。 散髪。 ピエール・ルイス『アフロディテ』読了。古代アレクサンドリアの退廃した愛を描いて面白いことは面白かったが、このエロティックでデカダンな小説であるから、訳文がもう少し熟れたものになっていると、さらによかった。…

『マンダラ探検』

晴。もう秋の涼しさ。 ちょっと風邪気味。 佐藤健『マンダラ探検』(isbn:4122015553)読了。副題「チベット仏教踏査」。日録に書く。 今日で忙しい日々はとりあえずお仕舞い。

こともなし

晴。夜雨。 作り付けの本棚がほぼ出来上がる。これで当分、本を入れる場所に悩まなくてもいい。 ホロヴィッツの弾くスクリャービンを聴く。ピアノソナタ第三番が素晴しい。

『聖と呪力の人類学』/清水明『量子論の基礎』

晴。 写真屋。 高校野球の決勝戦、中京大中京と日本文理との試合は、大変なゲームだった。6点を追いかける日本文理が、9回に、ツーアウトランナー無しから5点を取るとは。中京大中京はお隣の県だが、最後は正直言って、日本文理を応援してしまったね。中京が…

のだめカンタービレ22

晴。 カルコス。ブライアン・グリーンなどを購入。 久しぶりに出た、二ノ宮知子『のだめカンタービレ22』読了。のだめカンタービレ(22) (KC KISS)作者: 二ノ宮知子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/10メディア: コミック購入: 20人 クリック: 257回こ…

県岐阜商が帝京に勝ってベスト4/竹田青嗣

晴。夜は涼しくなってきた。 高校野球をTV観戦。地元の県立岐阜商業が、強豪の帝京を6-3で破る! 県岐商はこれでベスト4。いやあ、盛り上がった。帝京に勝つにはこれしかない、とも思われる見事な野球で、実によくやったと思う。リードされて、帝京は焦って…

こともなし

曇。夜、弱い雨。 グールドの弾くリヒャルト・シュトラウスのop.3を聴く。格好いい。

濱口桂一郎『新しい労働社会』/伊藤静雄

晴。 濱口桂一郎『新しい労働社会』読了。副題「雇用システムの再構築へ」。日本的雇用の特徴は、「一種の地位設定契約あるいはメンバーシップ契約」と考えることができるという命題から、本書は多くを演繹的に導いてくるという、これはなかなか変った視点か…

こともなし

晴。 ブルクハルトなどを読む。

上野千鶴子と辻元清美

晴。 上野千鶴子と辻本元清美の対談『世代間連帯』読了。ちょっと今細かいところに触れる余裕がないが、次の選挙の前に読んでおくといい本だ。といっても選挙便乗本などではなく、これからの社会や政治のあるべき姿について、じっくりと語り合われたものであ…

今西進化論

晴。 余計な仕事が増える。 今西錦司『自然学の提唱』(isbn:4061587374)読了。日録に書く。

山本義隆の熱学史/加藤周一

晴。 山本義隆『熱学思想の史的展開2』読了。多少の数学と物理学の知識が必要だが、それがあれば、ここで繰り広げられるドラマは、実に面白いだろう。本巻では、まだ熱力学という学問のしっかりした礎石は築かれてはいない。例えば、「熱素」というのは現代…

パヴェーゼ『美しい夏』

晴。 パヴェーゼ『美しい夏』読了。日録に書く。美しい夏 (岩波文庫)作者: パヴェーゼ,Pavese,河島英昭出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/10/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (30件) を見る

お盆の宴会

晴。 名古屋の伯母と従兄が来る。毎年来て下さっていた伯父が亡くなって、最初のお盆だ。 妹や甥っ子たちも一緒に、皆でお墓参り。今は赤いLEDが蝋燭の光の代りになる、ハイテク(?)な提灯があるのだな。 そのうち、伯父のお墓参りにも行かねばならない。 …

シャンカラ/吉本隆明と坂本龍一の対談本

晴。溽暑。 妹と甥っ子たちが来る。ギャングどもが家中を走りまわる。 久しぶりにまとめて読書ができる。 シャンカラ『ウパデーシャ・サーハスリー』読了。シャンカラ(700-750)はヒンドゥー教の哲学者だが、本書は難解。なかなかこれだけでは分るまい。ウ…

こともなし

晴。 今日でとりあえず仕事は終り。明日からお盆休みだ。ギャングどもが来るが。 自由書房EX高島屋店。久々に本を買い込む。 はてなの有料オプションが突然値上げで腹が立つ。バージョンアップとはこのためか。せこいな、はてなよ。

地震/山内昌之『民族問題入門』

晴。 未明に大きな地震で目が覚める。初期微動が長かったので、すぐに遠方の大きな地震だと思う。家族みな起きてきて、テレビをつける。静岡県が震度6弱だったので、東海地震かと思ったが、それにしてはマグニチュードが小さい。自分としては、阪神淡路大震…

こともなし

晴。 昼食を取ろうと出掛けた食べ物屋のどれも、駐車場がいっぱいで入れない。夏休みのせいだろうか。流れ流れて「餃子の王将」千手堂店へ。味噌ラーメンを食べたが、記憶していたほど旨くなかった。炒飯にしておけばよかったかな。 シャンカラなどを読む。

毛利嘉孝『ストリートの思想』

曇。夜雨。 カルコス。 毛利嘉孝『ストリートの思想』読了。田舎者にとっては題名が恥かしい。「ストリート? ヘッ」てなものである。それに、また「東京」である。今まで何度も記したことだが、「東京本」が多すぎる。こうやって本書のようなものを読む当方…

ポオ評論集

晴。 古書肆岡本書店に寄る。 今日は少し余裕あり。 『ポオ評論集』読了。日録に書く。ポオ評論集 (岩波文庫)作者: 八木敏雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見る

こともなし

晴。 ねむい。ポオを読む。

プロップ『魔法昔話の研究』

曇時々雨。 ウラジーミル・プロップ『魔法昔話の研究』読了。論文集。副題「口承文芸学とは何か」。所収の「口承文芸の世界におけるオイディプス」など、なかなか興味深かった。良訳。魔法昔話の研究 口承文芸学とは何か (講談社学術文庫)作者: V.プロップ,…

佐々木敦『ニッポンの思想』はいい!

晴。溽暑。 久しぶりに自由書房EX高島屋店へ寄る。 忙しいのに佐々木敦の『ニッポンの思想』なぞを読む。まったく期待していなかったのだが(失礼!)、読み始めたら面白くて(忙しいのに!!)一気に通読。著者は自分と近い世代で、同じような本を読んでき…

こともなし

晴。暑くてへとへと。 ウラジーミル・プロップなどを読む。

広中平祐

晴。梅雨が明けて本格的に暑い。 早く寝ないといけないのに、広中平祐『生きること 学ぶこと』に嵌って通読。さらに日録に感想まで書いてしまう。生きること学ぶこと (集英社文庫)作者: 広中平祐出版社/メーカー: 集英社発売日: 1984/03/19メディア: 文庫購…

池澤夏樹『真昼のプリニウス』

雨。 池澤夏樹『真昼のプリニウス』(isbn:4122020360)読了。相変らず理系の話題がトレードマークの著者だが、本書は小説として魅力が乏しい。易にしても中途半端で、科学と対立させるというのも陳腐だ。(そして易の方が選ばれるようなのも、何故かが説得…