晴。 イオンのユニクロへ行く。 芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春』（isbn:4101025037）読了。早熟で才気煥発。「白」にジンときた自分は、ナイーヴ過ぎるでしょうか。

晴。 名古屋の伯母が、手力雄神社の祭を見に来る。今年は大人神輿が四十五年ぶりに復活したらしい。前一色の「ひらく」で昼食。天麩羅蕎麦を食べたが、蕎麦の味は「恵那」の方が美味しいかな。「ひらく」の場所はこちら。 map:x136.795229y35.406985:map:h20…

晴。 大垣。BOOK OFF大垣バイパス店。 栗本薫『黒衣の女王』（isbn:9784150309527）読了。

晴。もうすぐ五月だというのに寒い。 プール。アピタとその本屋。 米沢嘉博『戦後少女マンガ史』（isbn:9784480423580）読了。伝説的な労作。 横山紘一『十牛図入門』（isbn:9784344980778）読了。 藤沢周『SATÔRI』（isbn:4309405630）読了。表題作のサイバ…

宮台真司『日本の難点』（isbn:9784344981218）読了。宮台さんは愛国者で憂国者だなあ。 「そこ[ソーシャル・デザインしていかなければならないこと]には、重大な問題があります。それは『社会設計は基本的に人の手に余る』ということです。『カテゴリーの分…

曇のち晴。 ランダウ＝リフシッツ物理学小教程『量子力学』（isbn:9784480091505）に目を通す。文庫というのは良いが、入門書としては高度すぎるのではないか。 カルコス各務原店へ行く。ついにウェッジ文庫が入荷し始めた。慶賀。

かなり強い雨。 上村忠男『現代イタリアの思想をよむ』（isbn:9784582766653）読了。副題「[増補新版]クリオの手鏡」。 トーマス・マン『魔の山（上）』（isbn:4003243366）読了。ビルドゥングス・ロマンの代表的な作品だといわれるが、サナトリウムが舞台の…

晴。 「恵那」で昼食。恵那ころ蕎麦950円。少し値段が高いが、量は結構あって味もまあ美味しい。 写真屋でプリント。 『アメリカの黒人演説集』（isbn:9784003402610）読了。バラク・オバマの演説も収められているが、ここではもう、「黒人」ということは殆…

晴。 通販（HMV）で買ったリヒテルのCD（asin:B000005GTQ）が到着。 岩波現代文庫の装釘が変った。前はあまりにもモノトーンだったものな。R.P.ファインマン『聞かせてよ、ファインマンさん』（isbn:9784006031855）読了。日録に書く。著者は、共産主義（プ…

いくらタレントだからと言って、別に若い人が泥酔して裸になったくらい、大したことでも何でもないではないか。NHK「ニュース７」のトップ・ニュースで報道するほどのことだろうか？ ちょっと騒ぎ過ぎだと思う。詰まらないことをマスコミが大々的に取り上げ…

晴。 岩田規久男『金融入門 新版』（isbn:4004306353）読了。経済の素人には十分の解説で、詳しい説明が有難かった。多分、基礎的なことは網羅してあるように思う。

曇のち雨。 曇の条件の下で、デジカメを研究する。ホワイトバランスが重要だと判明。自分の持っているデジカメは Finepix F31fd だが、これってなかなかいい機種なのだな。 某証券会社の岐阜支店を訪れ、口座を開設する。 稲垣足穂『ヴァニラとマニラ』（isb…

曇。 プールの帰り、BOOK OFFとカルコス。 デジカメの研究。露出補正やホワイトバランスをいじくったりする。これだけで、写り具合がだいぶ違う。 シェイクスピア『ヴェニスの商人』（isbn:4102020047）読了。

晴のち曇。 ポール・クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』（isbn:9784480092151）読了。クリア・カットだが、中身はとても高度だ。山形浩生のくだけた訳も効果的。経済のグローバル化などと云われて久しいが、まず国内経済が重要で、外国との経済関係…

晴。 谷崎潤一郎『猫と庄造と二人の女』（isbn:4101005052）読了。谷崎は猫好きだったのだろうか。自分も猫は好きだが、本書の猫の描写は、猫好きでなければ書けないような気がする。 『ブレイク詩集』（isbn:4582761208）読了。土居光知訳、「無心の歌」「…

曇のち晴。 瀬山士郎『はじめての現代数学』（isbn:9784150503468）読了。名著。日録に書く。しかし、数学や物理学を楽しむには、（まあこの本では殆ど必要ないけれども、）高校数学までくらいの知識はあるといいな。高校生は数学を頑張りましょう。逆に、高…

曇。小寒い。 檜垣立哉『ドゥルーズ入門』（isbn:9784480064813）読了。見事な入門書。日録に書く。 軽部謙介『ドキュメント アメリカの金権政治』（isbn:9784004311798）読了。オバマ大統領が史上最高額の選挙資金を使って大統領に当選したのは記憶に新しい…

晴。 ジャック・デリダ『パッション』読了。「応答しないこと」などについて、デリダらしく、くねくねと書いている。いつもながら慎重で、回りくどく、殆ど臆病にすら思われるほどだ。これを「馬鹿馬鹿しい」と言ってはいけないのだろう。パッション (ポイエ…

久しぶりの雨。 若山牧水『新編 みなかみ紀行』（isbn:4003105222）読了。ゆったりした気分にさせてくれる本。牧水は旅が好きだったのだな。 田中康夫と浅田彰のweb版「憂国呆談」が一気に更新。おもしろい。

晴。 プールの帰りに、愛岐大橋近くの中華そば「やまと」で昼食。有名店で一度行ってみたかった。塩そば（680円）とチャーシュー（200円増）の組み合わせを選んだが、麺、スープ、チャーシュー、半熟卵のバランスがよく、おいしい。安心して食べられる味だ。…

晴。 ジャック・デリダ『基底材を猛り狂わせる』（isbn:4622050382）読了。松浦寿輝訳。 舞城王太郎『熊の場所』（isbn:4062753316）読了。暴力。血。死体。日録に書く。

晴。 カルコス。BOOK OFF。国道２１号線付近の田んぼで、蓮華の花が咲いているのを見かける。自分が小学生の頃は、近所の田んぼは春、一面の蓮華畑だったが、今はめっきり見かけなくなった。今日見つけたのも田一面というわけではなかったが、見られて嬉しか…

晴。燕来る。 森毅『生きていくのはアンタ自身よ』（isbn:4569565050）読了。 清水明『新版 量子論の基礎』（isbn:4781910629）を読む。とても個性的な量子論の教科書で、すばらしい。本格的な教科書をいろいろ読んでみても、どうもピンとこなかった人にはお…

晴。汗ばむほど。 9:37のバスでJR岐阜駅へ。バスのルートが変っていた。JRで名古屋へ、名古屋駅から地下鉄に乗って矢場町へ。松坂屋美術館の「片岡球子展」。次は栄まで歩いて、愛知県美術館の「アヴァンギャルド・チャイナ」展。（共に詳細は日録に。） 栄…

晴。桜満開。 吉本隆明『高村光太郎』（isbn:4061961179）読了。高村が、太平洋戦争の戦意高揚のための詩を積極的に書いているとは意外だったが、著者の関心がまずそこに向いていたことは、意外でない。著者にとって戦争体験は決定的だったのだから。また、…

晴。 世阿弥『能作書・覚習条条・至花道書』（isbn:4003300130）読了。 山岸哲『マダガスカル自然紀行』（isbn:4121010108）読了。マダガスカルは島ではあるが、とても大きく、面積は日本の約一・五倍ほどもあり、独特の生態系で知られる。著者は鳥の研究者…

司馬遼太郎『手掘り日本史』（isbn:4087503321）読了。聞書きを纏めたもの。著者は若い頃、宗教担当の新聞記者だったのだが、不遜なことを言うと、それにしては仏教の肝というか、ツボというかが、判っていないように思えてしまう。『空海の風景』でも似たよ…

晴。暑くなってきた。 ジル・ボルト・テイラー『奇跡の脳』読了。脳卒中をおこした脳科学者の手記。日録に書く。 プールとアピタ。BOOK OFF。奇跡の脳作者: ジル・ボルトテイラー,Jill Bolte Taylor,竹内薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/02メディア: …

晴。 ジョナサン・カラー『新版 ディコンストラクションⅡ』（isbn:9784006002114）読了。読みやすい訳文。 山田詠美『放課後の音符（キイノート）』（isbn:4041710049）読了。自分の好みとしてはちょっと甘すぎるが、とりあえず、十代の女の子は読みましょう…

曇のち雨。 ジョナサン・カラー『新版 ディコンストラクションⅠ』（isbn:9784006002107）読了。記号論系統の批評理論にも目配りが利いていて、読み応えがある。錯綜している理論を整理していく手つきがあざやかだ。 佐藤優『国家の罠』読了。こんなに面白か…