こともなし

祝日(成人の日)。曇。

午前中、甥っ子の勉強を見る。今朝の路面凍結ゆえ、一時間遅らせて始める。
昼食は甥っ子と博多ラーメン「まっしぐら」にて。コロナ禍緊急事態宣言のゆえか、休日なのに道路も空いていたし、お店も混んでいなかった。
昼からもお勉強。再来週からハードスケジュールになりそう。

しかし、いまの例えば大学生は、ゲームもやらないといけないしマンガも読まないといけないし、アニメも見て映画も見て音楽も聴いて、バイトもせにゃならぬしできれば恋愛もしたいし、ネット見て SNS やって、それに「学生の本分」であるお勉強と、そりゃ本とか読むヒマがなくても全然不思議じゃないな。でも、結局若い人たちがいちばん本を読んでいるわけだし。
わたしはというと、最近ますます何もせず「白痴化」している感じ。しょうもないおっさんだ。

わたしはそれほど頭がよいわけじゃないけれど、そこそこは勉強ができて、教えていてこういうむずかしい問題が解ける方がどうかしていると思う。素朴な願いだが、そんなに頭がよくなくても、また戦略的に抜け目なく生きていかなくても、それでも人がふつうに生きていける世の中を望みたい。生き馬の目を抜くとか、そんな言葉もあるが、どうかしているよ、まったく。
 敢ていえば、エリートはそういう世の中を作るべきだと思う。エリートじゃないと生きていけない世の中に、しちゃってないですかね。まあ、世界中(もちろん日本でも)の「分断」は、つまるところそれなんだけどね。いずれにせよいつの時代でも一般人にこそ「人生」があるのだけれど、それがたいへんなことになってきている。いや、話が大きすぎか。