こともなし

雪だ。起きたら 2cm ほど積もっていた。
何というか、恋人と過ごす、淡々とした静かな映画のような、長い長い夢を見る。わたしも彼女も若い。食事したり、バスに乗ったり、歩いたり。結婚願望ということであろうか、いまのわたしにそんなに結婚願望があるという気もしないのだけれども、心の奥ではちがうのかも知れないな。

米を研ぐ水がひどく冷たくなった。ちなみに、このあたりでは「米を研ぐ」ことを「かす」というのだが、ぐぐってみると方言のようである。漢字もわからない。

霙。昼すぎおやつしていたら、雪になってどんどん降ってきた。

榎本渉を読む。