こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第三番 BWV814 で、チェンバロはクリスティアーネ・ジャコテ(NML)。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第二番 op.18-2 で、演奏はスメタナ四重奏団(NMLCD)。■リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」 op.35 で、ヴァイオリンは木野雅之、指揮は小林研一郎、日本フィルハーモニー交響楽団NML)。

 
いい天気。



哲学者然。

昼過ぎ、珈琲工房ひぐち北一色店。クリストファー・ワイリー『マインドハッキング』を読み始める。選挙対策ビッグデータと AI を使うのは、オバマが大統領選のときに始めたのか。その「パンドラの箱」が、どう継承されて一般市民の「洗脳」に使われるようになったのか、という告白本らしい。まだ読み始めたばかりだが、ここで使われたプログラミング手法はわたしでもおおよそ見当がつくもので、特別なものではなさそうだ。もちろん、これに似たような手法(つまりビッグデータと AI による「洗脳」)は既に多くのウェブサイトで使われており、もはやめずらしいものでも何でもない。今回のアメリカ大統領選挙でも大々的に使われた筈である。

帰りに肉屋。

モーツァルトのピアノ・ソナタ第七番 K.309 で、ピアノはマリア・ジョアン・ピリスNMLCD)。前回 K.310 の演奏について「若きピリスによる瑞々しいモーツァルト」と書いたけれど、これもまったく同じ。好ましい。■ウェーベルンの六つの小品 op.6 で、指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ、クリーヴランド管弦楽団NMLCD)。■ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」で、ギターは河野智美、指揮は梅田俊明、東京フィルハーモニー交響楽団NMLCD)。

早寝。