坪内祐三『考える人』

曇。

NML で音楽を聴く。■バッハのパルティータ第一番 BWV825 で、ピアノは野平一郎(NML)。美しいバッハ。ライブ録音らしい。

野平一郎 J・Sバッハ

野平一郎 J・Sバッハ

 
ゆたさん、母を励まして下さってありがとうございます。

昼から県営プール。
帰りにスーパーに寄る。

夕食に、ナスと豚肉のポン酢タレ和えを作る。南瓜を炊く。


図書館から借りてきた、坪内祐三『考える人』読了。既にこの時点で文章に書き手自身が頻出する。それだからいけないというわけではないけれど、坪内氏の自分語りはわたしは苦手だ。あらゆる文章は自慢であると書いた人がいて、確かにそういうことは言えるだろうけれども、しかしねえ。わたしは何が気に入らないのかな。ただの雑文書きのくせにとでもいいたいのだろうか。しかし、チンケな一般人のわたしとしては天に唾する言であるし、そもそもわたしは雑文書きが嫌いではない。坪内氏とは、相性がよくないということかな。

考える人

考える人

ふと、ああ、わたしは田舎者だったっけと思った。そこかな。何だ、そんなことか。つまんね。


河合隼雄先生の対談集を読む。おもしろいなあ、冗談ばっかり仰っている。で、時々途轍もなく深い言葉が一閃して我々読者を一刀両断しているのだが、我々はそれに気づかずおもれーと笑っているだけ。切られたことすら気づかない。これでしょ、やっぱり。