こともなし

曇。
明け方、意味深い夢を見て目が覚め、しばらくぼーっとしていた。目が覚めてしばらくの時間が好きだ。このところ、意識の奥の方で解決しなければならない課題があることはわかっていて、またそれを強く自覚した。ふつうに起きて活動しているときも気になっているくらいだから、夢で接近していってもまったく不思議ではない。しかし、平凡人でも(個人的に)まだまだやることはたくさんあるなとつくづく思う。平凡に生きていて必然的に与えられる課題を解決していくだけで、そのまま一生ということになりそうだ。

自分が理系でそこそこお勉強ができたのは、何だったのかなと思う。他人にはどうでもいいことだが。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第六番 BWV1051 で、指揮はフィリップ・ピケット、ニュー・ロンドン・コンソート(NMLCD)。■ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの三楽章」で、ピアノはヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルNMLCD)。■プロコフィエフのピアノ・ソナタ第七番 op.83 で、ピアノはヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルNML)。

INTRODUCING

INTRODUCING

武満徹の「系図 - 若い人たちのための音楽詩」で、指揮は山田和樹、日本フィルハーモニー交響楽団NMLCD)。すばらしい演奏。語りの女の子は誰かわからない。しかし、武満徹、現代でここまでやることができたのだな。まさに希望という他ない。

強い雨
午前中、甥っ子の勉強を見る。反応速度と化学平衡のところで、ここはなかなかむずかしい。実際、学校の授業だけでは、よほどの時間と先生の工夫がないと、細かいところまでは理解しきれないところだと思う。甥っ子は頑張ってやっていた。わたしも忘れていて思い出しながらなのが、却ってよいのかも知れない。もうすぐ定期試験で、明日も見てやることにした。

曇。
昼から AtCoder の過去問。ABC は C問題まではだいたい解けるが、Dはきびしい。わたしは競技プログラミングはさほど得意でないけれど、時々 Ruby でコードが書きたくなるのでやる。

夜は NHK の「ブラタモリ」が今日から通常のシリーズ再開。来週から火野さんの「こころ旅」も再開するし、テレビも脱コロナ化してきたな。しかし、関東圏はまたすごい感染者数になってきていて、本当にこれでよいのだろうか。それに、以前は敢て PCR検査をやっていないのだといって、いまになって PCR検査が充分できるようになってきたから(感染者数が増えた)というのは、こういうのを語るに落ちるというのであろう。暗に本音が漏れているのに自分でお気づきでないのか、それとも国民などにはわかるまいと高を括っているのか、いずれにせよ碌でもない話である。ま、「自粛」だと経済的にもたないというのが本当のところであろうが、それなら「コロナ禍での人命の損失より景気悪化での人命の損失の方が重大」とちゃんといえばよいのに。本音なら、何でそれがいえないのか。実際、経済的に限界ギリギリのところにきてるのは素人でも感じる。やったーコロナ終わりだ助かった、もう「自粛」には戻れませんという「空気」が強く感じられる。それは措いても、「自粛」させないなら、抗体検査で感染率を把握するのはやった方がいいのではないだろうか。まあしかし、わたしはいま印象論で言っているだけで、学問的考察は参照していない。というか、学問的考察が素人の目に留まりにくくなってきているのを感じる。学者も、かなり楽観的になってきているのではないか。警告を出す人はあまり見かけなくなった。それでよいのなら、よいのだろうな、素人はそう思うしかない。