曇。
NML で音楽を聴く。■バッハのフルート・ソナタ ホ短調 BWV1034、ホ長調 BWV1035 で、フルートはペーター=ルーカス・グラーフ、ファゴットはマンフレート・サックス、チェンバロはイェルク・エヴァルト・デーラー(NML、CD)。■バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988 で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML)。とてもよかった。最初のアリアの静謐な美しさから惹きつけられる。しかし、昨日聴いたドビュッシーの前奏曲集第二巻といい、この曲といい、むずかしい大曲をここまで聴かせるというのはすごいな。いま44歳ということだが、なかなかに気になるピアニストだ。NML にも結構あるので、また聴いてみよう。
■ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911)の序奏とフーガ ト短調 op.42 で、ピアノは猿渡光子(NML)。昼寝。
ミスタードーナツ イオンモール扶桑ショップ。フレンチクルーラー+ブレンドコーヒー396円。わざわざ片道30分ほどかけて扶桑まで行ってきた。図書館から借りてきた、立花隆『武満徹・音楽創造への旅』をひさしぶりに読む。コロナ前に、第31章まで読んでいたもの。一時間ほどかけて、「ノヴェンバー・ステップス」関連の章を読み、感動する。時間が経つのを忘れて没頭していた。それにしても、何と豊かな世界であろう。帰りに運転しながら、自分の向き合うべきは自分の中にあるどうしようもない貧しさだなということを、ぼんやりとながらずっと思っていた。わたしは、こんな豊かな世界は、ガラス越しに見ているだけだ。決して参入できるものではない。等等。
- 作者:立花 隆
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: 単行本
■クープランのクラヴサン曲集第三巻第十三組曲、第四巻第二十五組曲で、ピアノはセドリック・ペシャ(NML、CD)。
早寝。