こともなし

祝日(昭和の日)。晴。

午前中はずっとうとうと。何もしたくない。

昼食のご飯が硬めで文句をいわれた。ちょっと水が少なかったらしいな。

二時間半ほど昼寝。そのあとおやつ。太るぞ。


夕方、散歩。平凡写真です。






用水に水が入ってうれしい。


夜、小川隆『中国禅宗史』を読み始める。おもしろいし、とても勉強になる。わたしのような未熟者には、禅についておかしなことを言っているというところもほとんど見られない。特に唐代の禅と宋代の禅のちがいについて、勉強になった。ま、エラソーに言ったけれども、わたしは禅の人ではないのだけれど。

それにしても、禅について論理的に書いていくのは非常にむずかしいのだよね。禅というもの自体が、論理で捉えきれないところがあるから。だから「禅問答」みたいなことになるのである。でも、本書は頑張っていると思う。

禅が論理で捉えきれないというのは、例えばコンピュータでシミュレートした人生が現実の人生とちがうようなものだ、とか言ってみる。ま、現代ではその両者の区別がなくなってきているわけだが、結局死まではコンピュータでシミュレートしきれない。誰でも死ぬのは自分でやるしかない。それはもしかしたら救いかも知れないなと思う。いや、どうなのでしょう。