曇。
甥っ子の勉強を見る。
昼食は甥っ子、妹と博多ラーメン「まっしぐら」にて。
スーパー。
夕方まで三時間あまり、ごろごろ。
東大作『内戦と平和』読了。国連が大事って本。下らない感想でごめんなさい。
内戦と和平-現代戦争をどう終わらせるか (中公新書 (2576))
- 作者:東 大作
- 発売日: 2020/01/17
- メディア: 新書
なお、本書にあるのは国連が成功した事例が多く、うまくいかないことがあっても、最終的には「ハッピーエンド」っぽく書いてある。それはそれで事実なのかも知れないが、国連が大失敗した例もたぶん、実際にはあったと思う。それもちょっと知りたい気がしたが、まあそれは多くを望み過ぎか。
それから、日本の貢献も、すばらしいものばかりだったように書いてある。実際にたくさんの成功例があったのかも知れないが、どうもそれだけだったのだろうか。わたしは何も知らない。仮に失敗があったとして、わたしは人間は失敗からこそ学ぶような気がしているのだが。それもわたしの思い込みかも知れないけれど。
また、本書オビの惹句「『平和国家』日本にこそ果たせる役割がある」というのは、それが事実かどうかは別として、本書の内容紹介としてはミスリードではないかと思う。本書の中身はほとんどそうではない、上に書いたように、国連の役割を強調する本である。多少イデオロギー臭を感じさせる文句ではないか。わたしはサヨクだし、それがいけないというわけではないけれど。