こともなし

祝日(春分の日)。晴。

NML で音楽を聴く。■バッハのトッカータ ハ短調 BWV911、ホ短調 BWV914 で、チェンバロ鈴木雅明NMLCD)。■ベートーヴェン交響曲第三番 op.55 「英雄」で、指揮は久石譲、ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NMLCD)。何というフレッシュな演奏だろう! したたかに感心させられた。聴いていて、わたしにとってベートーヴェンとは、ラズモフスキー弦楽四重奏曲やこのエロイカ交響曲を書いた人なのだなあと、つくづく思った。■シューマンピアノ三重奏曲第二番 op.80 で、演奏はフェニックス・ピアノ三重奏団(NML)。

Leipzig Circle

Leipzig Circle

 
少し元気になってきたら老父がちっとも動いてくれなくなったといって、老母が嘆いてござる(笑)。そんなものだなあ。

曇。スーパー。

昼食に焼きそばを食った。うまかった。

一時間半ほどごろごろ。

県図書館はコロナウイルス禍で長期休館中なのであるが、予約が入っている本があるので返却せよという電話がかかってくる。しかたがないので、往復一時間あまりかけて県図書館へ。新しい本は借りられないが、(予約の入っていない本は)借り直しはできるというのでそうする。どうやら、インターネット予約を使えば実質的に借りられるらしいが、ちょっと行くのが大変なのだよなあ。まあ、しようがない、しばらくおとなしくしていようか。


創元社という、大阪の出版社の『本の虫の本』落掌。夕方、ごろごろしながら読み始める。書物の世界に人を奪還しようという試みのひとつなのかも知れない。わたしはこういうのは好きなのであるが、こういう人たちはどこか閉じた高貴なインナー・サークルのようにも見える。わたしなどには敷居が高いのもまた事実だ。あるいは、いまたくさんある「島宇宙」のひとつのようでもある。よかれ悪しかれ、これもまた現代だ。もちろんこれは、批判ではない。「本の虫」ではない、孤立したひとりの人間の無責任なつぶやきにすぎない。というか、わたしごときがこんなイジワルなことを言って何の意味があるのか。クズである。

本の虫の本

本の虫の本

 
AtCoder の過去問を解く。