オウィディウス『ヘーローイデス』

曇。

NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏チェロ組曲第一番 BWV1007 で、チェロは藤原真理NMLCD)。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十五番 op.132 で、演奏はミロ・クァルテット(NMLCD)。ふう、ようやく聴けた。この曲は徒やおろそかには聴けないので。■ブリテンの「狩をする私たちの祖先」 op.8 で、ソプラノはヘザー・ハーパー、指揮はベルナルト・ハイティンクロンドン・フィルハーモニー管弦楽団NMLCD)。■ブラームスヴィオラソナタ第一番 op.120-1 で、ヴィオラはリーズ・ベルトー、ピアノはエリック・ル・サージュ(NML)。これはすばらしい演奏。ヴィオラもピアノも深みがあってブラームスにふさわしい。

Integrale Musique Chambre 5

Integrale Musique Chambre 5

  • アーティスト:Brahms / Sage / Laulan
  • 出版社/メーカー: B. Records
  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: CD
 
今日でブログ日数、継続期間共に4000日になるらしい。結構続けてきたものだな。
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昼食は鍋の残りで雑炊。キムチ。

今日は老父が外出しているので、わたしひとりで面会。来週の頭くらいに大部屋に移るようにいわれたそうで、がっかりしていた。いままでは個室だったのだが。今日も微熱と痛み。微熱が取れないな。個室じゃなくなるし、ヒマなので、早く家に帰りたいといい出した。まあそうだよね。微熱が下がらないと、無理かも知れないが。

帰りに珈琲工房ひぐち北一色店に寄る。細野さんの『とまっていた時計がまたうごきはじめた』の続き。細野さんはへんな人で、しかもゆるい。好きだなあ、こういう人。

晴。
夕方、散歩。
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途中でカメラのバッテリーの残量がなくなってしまった。まあいいのだけれど。

夕食は、外出した老父に「餃子の王将」で餃子と唐揚げを買ってきてもらう。あとは茹でたブロッコリにゆで卵、老父が作ってくれた、ヤーコンとサニーレタスのサラダ、残っていたスモークサーモン。ブロッコリは蒸し焼きのレシピを老母から教わったのだが、火が強すぎたのか一部焦げた(泣)。老父は生野菜が食べたかったらしい。唐揚げは老母の作るやつの方がおいしいね。でもまあ、おかずがあり過ぎで腹がくちくなった。ごちそうさま。

オウィディウス『ヘーローイデス』読了。あんまり恋だの愛だのという気分ではないのだが。しかし、古代ローマの段階でこんなに複雑で技巧的な恋愛感情があったというのは、イヤになっちゃうというか何というか。素朴なところがまったくないのだよね。まあ、恋愛書簡の、オウィディウスによるシミュレートに過ぎないのではあるが。まあ当時はこれは、いまのエンタメみたいに読まれたのだろうな。わたしは、もっと真情あふれる恋愛文学の方が好きなのかも知れない。

しかし、メタモルフォーシス(メタモルポーセース)は新訳で読み直してみたい気もする。