晴。
NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第四番 BWV815 で、ピアノはアレクサンドラ・パパステファノウ(NML、CD)。本当はいちばんシンプルなエディションが好きなのだけれどな。■ブラームスのクラリネット三重奏曲 op.114 で、クラリネットはカール・ライスター、チェロはゲオルク・ドンダラー、ピアノはクリストフ・エッシェンバッハ(NML)。NML の演奏者の表記は明らかにまちがっている。
- アーティスト:オムニバス(クラシック)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: CD
■モーツァルトの交響曲第三十八番 K.504 で、指揮はイルジー・ビエロフラーヴェク、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団(NML)。いわゆる「プラハ」。
- アーティスト:ビエロフラーヴェク(指)プラハ・フィルハーモニア
- 出版社/メーカー: SUPRAPHON
- 発売日: 2003/06/03
- メディア: CD
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ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。フレンチクルーラー+ブレンドコーヒー385円。ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読む。老母から廻してもらった本だが、これはおもしろい。ブレイディみかこさんの息子さんの話で、彼はイギリスの最上級の小学校から、中学校は元底辺校に(敢て)入学するのだが、そこで人種差別、貧困、ヘイトなど、様々な問題に体当たりしていくのが活写されている。ほんとにかしこい子でびっくりするのだが、この母にしてこの子ありという感じか。まだ三分の一くらいしか読んでいないので詳しいことは書かないが、「シンパシー」と「エンパシー」の話は考えさせられた。エンパシーとは「他人の感情や経験などを理解する能力」ということで、その息子さんはテストで「自分で誰かの靴を履いてみること」と書いて満点をもらったそうだ。英語にそういう表現があるらしいが、ぴったりの比喩だと思う。イギリスではこういうことがしっかりと学校で教えられるのも驚くが、対比してみると、日本人にはこのエンパシーが多くの場合欠けているようにわたしは思う。そういう能力の必要性の、自覚すら乏しいのではないか。いや、自分は世間というものを知らないので、まちがっているかも知れないが、ネットでの日本人の分断を見ていると、そんな気に襲われる。
- 作者:ブレイディ みかこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: 単行本
イオンモールの未来屋書店で、新書本を何冊か買う。ここは新書本に限っては、カルコスに勝るとも劣らないことに気づいた。何故か、ちくま学芸文庫の今月の新刊が入っていたし。BGM はまたショパンだった(気になるようになってしまった)が、さてスケルツォの何番だったかな。