早起き。曇。
NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第二番 BWV1003 で、ヴァイオリンはジェラール・プーレ(NML、CD)。■ハイドンの弦楽四重奏曲第六十七番 Hob.III:82 で、演奏はハンソン四重奏団(NML、CD)。
大垣。
ミスタードーナツ 大垣ショップ。ホット・セイボリーパイ りんご+ブレンドコーヒー394円。ルシア・ベルリンを読む。
昼から米屋。肉屋。スーパー。
図書館から借りてきた、ミシェル・ウエルベック『セロトニン』読了。荒んでいるなあ。主人公は農政関係のフランスのエリートであるが、幸せになれる筈の恋愛を自業自得的に破壊してしまい、鬱になり(ゆえに「セロトニン」)、転落し続け、最後は自殺することが暗示(いや、明示?)されて本書は終わる。どこにも希望がない。セックスに関する露骨な描写が大量に撒き散らされ、車や銃がガジェットである。主人公は、日本人のユズという、どうしようもなくセックスに狂った上層階級の女にうんざりしている。畜産業に従事する貴族の友人は、尻軽な妻に逃げられ、娘たちを失い、事業も立ち行かなくなって銃で自殺する。本訳書の著者紹介にウエルベックは「現代ヨーロッパを代表する作家」とあるが、まさにそれゆえにかくも荒んだ小説を読んでいるわけだけれども、これが現実、これが現代というわけか。まったく、極東の貧乏な田舎者には想像を絶する世界だ。昨日などは本書を読んでいて、じつに不愉快な気分になった。ひどい小説ではないかも知れないが、ひどい話である。凡庸な疑問なのだが、何でそんなことになっているの? 主人公はそんなに頭がよいのに? 日本のエリートもこんな感じなのですかね。知らぬ。
- 作者: ミシェル・ウエルベック,関口涼子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2019/09/26
- メディア: 単行本
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どうでもよい。
檜垣立哉を読む。
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「魔法少女まどか☆マギカ」第3話を観る。