朝、雨。
昼から晴時々曇。
ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。ポン・デ・シュガーボール+エンゼルクリームボール+ブレンドコーヒー351円。町田康の『記憶の盆をどり』を読む。短篇集。すごくおもしろい。僕は既に町田康に爆笑を求めていないのだが、それはそれとしてあいかわらず古くさい言葉を混ぜた文章が読ませる。あんまりおもしろいから、もったいないので四篇で止めておいた。どれも、わけがわからないといえばそうなので、超自然的なものが混じっている。例えば最初の短篇の「エゲバムヤジ」。何だかよくわからない生き物で、カフカのオドラデクのように硬質ではなく、かわいらしいのだそうだ。今回読んだ中でいちばんおもしろかったのは「文久二年閏八月の怪異」で、江戸時代っぽい中で主人公の半七親分がチャンドラー流ハードボイルドで語るのが笑える。これ、短篇なのが残念だ、だって短篇ではハードボイルド・ミステリーは成立しないから。
今回読んだ短篇は、どれもバッドエンドといってよいのが苦い。作者は意図的だと思う。救いがない。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/10/02
- メディア: 単行本
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カルコスに寄る。ちくま学芸、講談社学術等の文庫本新刊、あとは新書などを買う。ひさしぶりにプログラミングの棚を見て、大量に出ている Python の機械学習本など立ち読み、Ruby でもかなり環境が整ってきたので、Ruby に移植できないかしらなど思う。Keras (Python のニューラルネットワーク・ライブラリ)について調べて、Ruby でどうできるか考えてみようと。とりあえずは Python でいじくってみてもよいしな。PyCall を使ってみてもよい。
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夜、Ruby で Gray-Scott してみた。
http://obelisk.hatenablog.com/entry/2019/11/14/231021