西東三鬼『神戸・続神戸』

晴。

NML で音楽を聴く。■バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻 ~ No.13 BWV858 - No.18 BWV863 で、ピアノはアブデル・ラーマン・エル=バシャ(NMLCD)。

午前中、甥っ子の勉強を見る。

昼寝。

西東三鬼『神戸・続神戸』読了。「続神戸」を読んだが、感銘深かった。作品として見るなら、文庫解説の森見登美彦氏の仰るとおり「神戸」の方がよく出来ているだろう。一篇一篇がすぐれた短篇小説のようにあざやかである。あるいは映画のような。しかし、感傷的なわたしはどこか弱々しい「続神戸」の方により感銘した。「続神戸」は、前作とちがって舞台は戦時下ではない。敗戦後の神戸であり、占領者たる野蛮なアメリカ兵たちに満ちていて、もはやおとぎ話の世界ではないのだ。著者はかつての日本軍を相手の商売から、米軍相手の商売に切り替えている。そして、俳句が著者の脳裏で沸き立ち始めている。映画の世界が終って、文学が帰ってきたのである。

神戸・続神戸 (新潮文庫)

神戸・続神戸 (新潮文庫)

 

日没前、散歩。
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早寝。