稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』

日曜日。曇。
キッチュでヤンキーな夢を延々と見る。フルカラー。我ながらよくわからぬ無意識だなあ。おもしろかったけれど。

ネットを見ていてイヤな気分になる。
二度寝。一日二十四時間寝ていたい感じ。退行。硬直化。


稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』読了。

いわゆる bot の著者の理解(p.152-155)はまちがっているのではないかな。bot は個々のコンピュータ内で自律的に動くコンピュータ・ウィルスとはちがって、サーバ上に置かれたプログラム(クローラー)がスクレイピングしているだけだと思うのだけれど。まあ自分にはどうでもよいことだが、本書の展開にはどうでもよいまちがいとはいえないかも知れない。

NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第三番 op.2-3 で、ピアノはスティーヴン・コヴァセヴィチ(NMLCD)。■パレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ曲」で、指揮はマッシモ・パロムベッラ、システィーナ礼拝堂合唱団(NML)。

MISSA PAPAE MARCELLI &..

MISSA PAPAE MARCELLI &..

 
雨。
珈琲工房ひぐち北一色店。おいしいコーヒーで多少気が晴れた。『敗北を抱きしめて』の続き。新憲法制定の過程はどの本を読んでも複雑だが(かつて読んだ古関彰一『日本国憲法の誕生』はおもしろかった)、本書はコンパクトによくまとまっている。本書の記述はどこを読んでもバランスがよいので、若い人が読むのにちょうどよい本なのではないか。