吉松崇『労働者の味方をやめた世界の左派政党』

晴。

午前中はごろごろしていた。

Linux Mint 19.1 を 19.2 にアップグレードする。


吉松崇『労働者の味方をやめた世界の左派政党』読了。題名からするとちょっと羊頭狗肉じゃないか? 確かにそういう話題はあるけれど、それが主というわけではないと思う。飯田先生は本書からポピュリズムの話題を引き出していたように覚えているが、実際にはポピュリズムそのものの話題はほとんどない。それから、飯田先生は本書のあとがきで感謝のリストに入っている。悪い本ではないと思うけれど(何様)。EU が緊縮政策というのはよくわかった。まあ、そんなに驚くような話はなかったと思う。「総花的」にいろいろ話題を盛った本。著者はいわゆる「リフレ派」ってことになるのかな。確かにお勉強にはなりました。

労働者の味方をやめた世界の左派政党 (PHP新書)

労働者の味方をやめた世界の左派政党 (PHP新書)

なお、わたしはリテラシーが高くないので、あんまり上の感想を信じないで下さい。たぶん、飯田先生のまとめが適切なのだと思います。正直言って、優秀でない自分にはちょっと退屈だっただけという話です。

早寝。