こともなし

曇。
二度寝して合わせて 12時間くらい寝たが、意味があったと思う。電車でトンネルを抜けるとパラレルワールドといった一連の夢を続けて見た。世界の終りの夢でもあったと思う。

NML で音楽を聴く。■バッハのパルティータ第二番 BWV826 で、ピアノはシェン・ユエン(NMLCD)。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第五番 K.283 で、ピアノはレオン・マッコウリー(NMLCD)。

モーツァルト弦楽四重奏曲第十七番 K.458 で、演奏はモザイク・クァルテット(NML)。モザイクQ はモーツァルトハイドンの CD BOX をもっているのだが、ぜんぶ NML で聴けるではないか。しかしあらためて聴いてみると、モザイクQ はじつにすごいね。このすごさがどれくらい知られているのだろうとか、つまらぬことをつい思ってしまう。まだ聴いたことがないディスクも NML にたくさんあるから、しっかり聴いておこう。

Quartets Dedicated to Haydn 2

Quartets Dedicated to Haydn 2

 
このところ、イオンモールのフードコートへ行くのに階段を利用しております。ささやか(すぎるが)に負荷をかけようかと。でも、誰も階段を使わないのだよね。そういう構造になっている。

ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。オールドファッションボール+ポン・デ・ストロベリーボール+ブレンドコーヒー344円。長谷川四郎さんの続き。エッセイ集かと思ったら、創作も混じっていたり。腐ったツイッターとか見て心を汚したりしていたので、静かな文章が身に沁みる。「静かな」というのはミスリードかな。長谷川さんの文章は静かだけれどもいきいきしているからね。

カルコス。もうホントに精神が硬直化して、本を買わずに本屋から出てくるようになった。これは自分の気のせいなのだけれど、一分くらい立ち読みするだけで読まなくてもいいとわかる本ばかりな気がする。こうやってダメになっていくのですな、おっさんは。

柴田宵曲の「夏目漱石」の一文は子規と漱石の交友を描いたものであるが、読んでいるうちに悲しくてちょっと泣けた。「陸羯南」もよい文章だった。子規の才能と魅力からしてよき知己に巡り会えたのは不思議ではないけれども、つらい病気を得た子規を慰めた立派な人たちを知ると、「不思議ではない」けれどもやはり徳というものを思う。

このところあまり活字を読めていないので、頭がふやけている。ツイッターなどという下らぬものを見るのは仕方がないが、見るたびに心が汚れ、下らない人間になる。さても元々自分は下らないのだから、そればっかりではいけないだろうな。小僧は精進であり、修行であろう。