こともなし

曇。

NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第三番 K.281 で、ピアノはレオン・マッコウリー(NMLCD)。

昼寝。

■バッハのパルティータ第一番 BWV825 で、ピアノは市川高嶺(NML)。演奏会のライブ録音であるが、冒頭のこの曲以外聴けなかった。さすがにもう少し個性というか、深さがないと。

市川高嶺 ピアノ・リサイタル ライヴ・イン・東京2018

市川高嶺 ピアノ・リサイタル ライヴ・イン・東京2018

ショパンのピアノ・ソナタ第二番 op.35 で、ピアノは永岡信幸(NML)。こりゃ、なかなかの演奏ですよ。僕はこういうストイックな演奏は好みだ。全然知らないピアニストなのだが。
永岡信幸 ショパン ピアノソナタ全3曲

永岡信幸 ショパン ピアノソナタ全3曲

もうベテランといわれるピアニストなのですね。■ショパンのピアノ・ソナタ第三番 op.58 で、ピアノは永岡信幸(NML)。これもよかったですよー。このピアニストをもう少し聴いてみたいのだが、CD も多くないし、NML にはこのアルバムしかない。しかし、ここまで弾けるようになるというのは本当に大変な筈だが、人気ピアニストってわけではなさそうだし、日本の中堅・ベテランピアニストというのはホント報われることの少ない存在じゃないかと思う。

ショパンのピアノ・ソナタ第一番 op.4 で、ピアノは永岡信幸(NML)。うーん、これはすばらしくおもしろい演奏だった。御存知のとおりこの曲はショパンの中ではほとんど弾かれることのないそれで、わたしも二三回聴いたことはある筈だがまったく頭に入っていない。このような優れた演奏で聴くと、確かに聴くまでもない曲ではあるが、ショパンらしさがないわけではないし、そう、個性がまだちょっと薄くはあるとでもいうべきか。しかし、終楽章などは、バッサリ切り捨ててしまうのは惜しい気もする。この演奏は曲の姿をよく描き出しているように思えるし、美しくも骨太な演奏であるので、この曲に興味がある人には是非お勧めしたいところである。■ラヴェル弦楽四重奏曲ヘ長調で、演奏はロザムンデ四重奏団(NML)。

French Esprit Series

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