こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■モーツァルトのロンド イ短調 K.511 で、ピアノはファブリツィオ・シオヴェッタ(NMLCD)。■モーツァルト弦楽四重奏曲第十五番 K.421 で、演奏はクレンケ四重奏団(NMLCD)。

大垣。
ミスタードーナツ大垣ショップ。ホット・セイボリーパイ BBQフランンクフルト+ブレンドコーヒー386円。中沢さんの『アースダイバー』増補改定版を読む。じつにセコいのだが、もったいないのでちびちび読んでいる。『アースダイバー』は中沢さんの本の中ではとっつきやすいのだけれど、大変な可能性を秘めた試みだ。(坂本龍一さんも絶賛していた。)でも、いまのところ中沢さん以外には無理なのだよなあ。我々もこれに学びたいと思う。

ツバメのカップルが乱舞していると思ったら、ミスドの外の壁にツバメが巣を架けていて、子供が二羽大きな口を開けていた。ちょうど客に迷惑がかからない場所だったからだろうけれども、ファストフードのお店がこういうことをしているのを見ると悪くないなと思う。そういや、高速道路のどこかのサービスエリアでも以前見たっけ。

日没前、散歩。
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もうだいぶ長いこと見ていなかったキセキレイを見た。
そういや、国の減反政策が既に廃止されていることは御存知の方も多いと思うが、少なくともわたしの家のあたりでは、県か市町村レヴェル(どちらかはよく知らない)で減反政策が続いているのである。散歩するといやでも荒れた田んぼが目につく。補助金行政はなかなかなくならない。まあ、官民癒着といってよろしいであろう。似たような話はまだあるのだが、とりあえずはここまでにしておきましょう。


シューマンのピアノ協奏曲 op.54 で、ピアノはグロリア・カンパネル、指揮はジョン・アクセルロッド、フェニーチェフィルハーモニー管弦楽団NML)。この曲の精神をよく汲んだ名演。あんまりすばらしいので、終楽章はちょっと泣けてしまった。伴奏もピアニストの表現によく合わせていて感動的。ライブ録音であるが、ピアニスト会心の出来ということで CD化されたのだろうか。そうだとしても不思議はない。

HOME - Schumann: Piano Concerto Op. 54 & Kinderszenen Op. 15

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  • 発売日: 2018/11/23
  • メディア: MP3 ダウンロード
シューマンの「子供の情景」 op.15 で、ピアノはグロリア・カンパネル(NML)。これもよい。この曲にしては濃密な演奏で、濃密さ自体非凡だと思う。このピアニストにシューマンは合っているようだな。まだあまり知られていない若いピアニストのようだが、そのうち人気が出ても驚かない。■ニコス・スカルコッタスの「トランペット・コンチェルティーノ」、「オーボエ、トランペット、バスーンとピアノのための四重奏曲」第二番(NMLCD)。■ニコス・スカルコッタスの「ギリシア組曲」で、ピアノはロレンダ・ラモウ(NML)。
From Berlin to Athens

From Berlin to Athens

  • アーティスト:Skalkottas / Ramou
  • 出版社/メーカー: Bis
  • 発売日: 2019/06/07
  • メディア: CD