曇。
NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第五番 BWV1050 で、指揮はフィリップ・レッジャー、イギリス室内管弦楽団(NML、CD)。
■シューベルトの即興曲集 op.90 D899 で、ピアノは江尻南美(NML)。悪くない。特に個性に溢れた演奏というわけではないのだが、わたしにはこれでよいのだ。
■アドリアーナ・ヘルツキー(1953-)の「フランツ・リストのための『ヘルフェンスター』」で、ピアノは向井山朋子(NML)。女性のヌード(ピアニスト自身のそれであろうか)をジャケットにあしらったアルバムである。曲はいわゆる「前衛的な」もので、ピアノを打楽器として使うというコンセプトで書かれているようだ。ピアノに細工がしてあるようだし、太鼓を叩くような音は、もしかするとピアノの胴体を叩いているのであろうか。その他、何かを擦(こす)るような音、ピアニスト自身の発声など、いろいろ新味を出そうというところで、まあ詳しくはライナーノーツが読めないのでよくはわからない。作曲家は名前からすると女性なのだろうか、であるとしてどうというわけでもないのだが。(追記。アマゾンのアルバム紹介の文句に、「これまでスポットライトの当たることのなかった不遇の女性作曲家5人をフィーチャーした」とある。なるほどね。かなり思想的な選択というべきか。ジャケット写真から見ても、戦略的なパフォーマンスであるな。)■ヴァネッサ・ラン(1968-)の「インナー・ピース」で、ピアノは向井山朋子(NML)。曲の終り方がちょっと弱いんじゃないかな。どうやって終わらせようと困った感じに聴こえる。溽(むしあつ)い。
珈琲工房ひぐち北一色店にて昼食。オムカレーセット900円。おいしゅうございました。
肉屋。スーパー。
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何もしたくないな。
■ブリテンの弦楽四重奏曲第三番 op.94 で、演奏はドーリック弦楽四重奏団(NML、CD)。■ショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタ op.134 で、ヴァイオリンはフランツィスカ・ピーチ、ピアノはホス・デ・ソラウン(NML、CD)。ヴァイオリンもピアノも入魂の演奏。これがショスタコーヴィチだ、ザマーミロ、とでもいう感じ。■ブリテンのカンタータ「聖ニコラス」 op.42 で、テノールはピーター・ピアーズ、指揮はベンジャミン・ブリテン、オールドバラ祝祭合唱団、オールドバラ祝祭管弦楽団(NML)。ブリテンの自作自演。ホントすばらしい。特に冒頭の導入が、鳥肌が立つくらいカッコよすぎて泣けてきた。テノールはいつものピアーズです。
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- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー八重奏団,ブラームス,マレチェック(アルフレッド),マース(エミール),フリッツェ(ウルリヒ),土屋邦雄,ハルトマン(ルドルフ),ゲルハルト(ディーター),マヨフスキ(ハインリヒ),シュタイナー(ペーター),ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員
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図書館から借りてきた、白洲正子・多田富雄『花供養』読了。というか、半分くらい読んで、あとは拾い読みした。白洲さんに多田先生だが、結局自分には日本はわからないな。
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