こともなし

雨。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第四番 BWV1049 で、指揮はフィリップ・レッジャー、イギリス室内管弦楽団NMLCD)。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十二番 op.127 で、演奏はカザルス四重奏団(NMLCD)。■マーラー交響曲第一番で、指揮は小澤征爾ボストン交響楽団NMLCD)。いやあ、本当にすばらしかった。小澤征爾は「私の指揮者」だな。凡庸なまでにオーソドックスでふつうの解釈だが、生命力の根源に触れているところがある。いや、自分には一種の啓示であったくらいだ。イデオロギーとして「生命力」とかいうと面倒なことになるが、わたしの言いたいのは人間は生命体であり、「自然」から逃れることは決してできないという真実だ。人間そのものが「自然」なのである。しかしこれは現在、微妙なことになっている。超高層マンションで育った子供とか、いったいどんな生命体になるのか? 不思議な感じがする。ここでもわたしはどうしようもなく時代遅れの田舎者ということになるのであろう。まあ、いいけどね。

ひさしぶりに Aizu Online Judge をやる。もう相当にむずかしくなってきて、自分の実力では一日にひとつふたつくらいしか解けなくなった(参照)。検索してみたりして、完全に自力で解く方が少なくなってきた。なので、自力で解けるとうれしい。まあ解いたところで何にもなりませんけれども。しかし、すごい奴らがいるぜ、世の中には。