ジャン・グルニエ『孤島』

晴。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第一番 BWV1046 で、指揮はフィリップ・レッジャー、イギリス室内管弦楽団NML)。

 
サブ機の Ubuntu 18.10 を 19.04 にアップグレード。でも、新しいカーネル(5.0.0)がインストールできなかったので、古いの(4.18.0)をそのままにしている。
20190419104832
 
夕方、カルコス。「すばる」の源一郎さんと斎藤美奈子さんとの対談を少し読む。「平成の文学まとめ」みたいな企画。源一郎さんにも斎藤さんにも全然共感できない。自分は、あの人たちよりも壊れているし、絶望しているし、硬直化していることがわかった。だから、自分がいけないのではある。


ジャン・グルニエ『孤島』読了。井上究一郎訳。本書を読了してもグルニエ氏にはわたしは興味はないが、訳者の井上究一郎氏には多少の興味がある。わたしは『失われた時を求めて』は古い井上訳で読んだのだった。学生のとき、文庫本で月に一冊づつ出るのを楽しみにして、買うとベッドに潜り込んで読んだのがなつかしい。香り高い訳文だった。もっともわたしにはプルーストはじつはどうでもよいので、自分のプルースト体験がただなつかしく思われるのみである。どうでもよいおっさんの繰り言だ。

孤島 (ちくま学芸文庫)

孤島 (ちくま学芸文庫)

 
エリアーデを読む。