淡路島・徳島家族旅行(第二日)


好天。朝、海沿いのホテルのビーチ(?)を歩く(上の写真)。青い瀬戸内海が、海なし県に住む我々にはまぶしい。

高速に入って大鳴門橋を渡り、四国・徳島県へ。さて、今日は大鳴門橋近くの「大塚国際美術館」で半日過ごすつもり。で、その大塚国際美術館であるけれども、ご存知の人も多かろうが、じつに変った美術館である。「大塚」というのは大塚製薬のそれで、まずはとにかくむちゃくちゃにデカい。日本では国立新美術館に次ぐ大きさで、民間のものとしては最大。そして、展示しているものがこれまた変っている。西洋美術の名画などを陶板に焼き付けて、まるで本物そっくりな原寸大のものが系統的に大量に(1000点以上!)展示してあるのだ。まあ複製なのだが、まずは複製だとは思えないレヴェルである。古代ギリシアから現代美術まで、特別に有名作品がセレクトされていて、何というか啞然としました。僕は思ったが、これは特に高校生あたりが見るとよいし、実際に高校生は多かったです。しかし二時間半ほどかけて一応全部観たが、マジ疲れます。肉体的にも精神的にも、我々にはちょっと限界ですね。最近鍛えている老母がいちばん元気で、おっさんは疲れました。正直言って、もうキリスト教美術は当分勘弁してくれという感じでした。しかし、わたくしは西洋の勉強のしすぎということを痛感しました。こんなに西洋を勉強してきて、何なんだとかね。

お昼すぎに、四国八十八箇所霊場の第一番札所である「霊山寺」へ。別にお遍路さんをするつもりではないが、行ってみました。特に何ということもなし。
 霊山寺のあたりで食事ができたらと思っていたのだが、まったくそういうところがない。徳島市内へいくつもりなのでそこで食べようと思っていたら、途中にチェーン店の「丸亀製麺」があったので、ああここがいいということでうどんを食った。

徳島市を一望できる眉山へ。ロープウェイで山頂へ登る。別に何ということはないけれど、眺望はすばらしい。上の写真みたいな感じです。大きな河は吉野川(河口付近)で、写真の中央あたりが JR徳島駅。桜もきれいに咲いていて、しばし景色を楽しんだのだった。

ホテルは JR徳島駅前のビジネスホテルである「ホテルサンルート徳島」。朝食のみプランがたいそうお値打ちということで決めました。
夕食は街へ出て、ホテル近くの居酒屋「食彩 遊真」で。狭い店ということで早い時間に訪れたのだが、全然他のお客さんがこなかったですね。けれどもなかなかよいお店で、家族で居酒屋で食べる飲むというのはじつに楽しいものです。変った料理を注文しながら、いろいろたわいもない話をしつつゆっくりと飲みました。満足。